失われた部分に出会う

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上の写真は似島で拾った、明治~大正頃の銅版転写の破片です。下は骨董市で見つけて買いました。完全に一緒ではありませんが、ほぼ同じもののようです。陶片の方の中央の模様が欠けていますが、おたふくの顔の下に微かに残る部分から、たぶんこれも福の字だったのではと思います。ときどき周りは同じデザインで、真ん中の模様は違うものがありますので、陶片の元の形を推定するのもたいへんです。骨董市を歩くと、海岸陶片の失われた部分と出会うことがあります。あの続きにはこんな模様があったのかと判るとうれしいものです。明治以降の近代陶片なら、値段もさほどではないので、見つけたら買うこともできます。欠けていることのおもしろさです。
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by touhen03 | 2005-10-09 10:39 | 陶片コレクション