紙製の着せ替え人形 その1

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 東広島市安芸津町での陶片拾いシリーズが終わったところで、今度は骨董市で見つけてきたガラクタです。ちょっと年齢バレのネタですが・・・ この紙製の着せ替え人形、ある年齢以上の女性でしたら懐かしいのではないでしょうか。切れ込みの部分を注意しながらはずし、裏表あるものは糊付けしてから遊びます。このタイプの着せ替え人形は駄菓子屋さんで売っていて、ド派手な色と、微妙にずれた安っぽい印刷が懐かしいです。

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 一口に紙製着せ替え人形と言っても、私の記憶ではグレードがありました。最高級品は学年誌の付録でついてくるもので、人形の絵もきれいだし、印刷も紙質もよくて丈夫だし、お姫様の衣装や、その頃の少女の憧れだったバレエの衣装がたくさんついていたからです。お人形遊びではたいてい主役を務めました。その次が今回アップしたような駄菓子屋さんの紙人形。けっこう種類があり、泥臭いけれど、よく見るとそれなりに可愛い顔をしているものもあって、駄菓子屋さんへ行くと新しいものが出てないかチェックしたものでした。そして一番底辺?のお人形だったのが、ノートの裏表紙に印刷されたもの。昭和40年代、少女向きのノートにはオマケとして着せ替え人形が印刷されていました。たいていはあまり可愛い絵でない上に、小さなノートの片面に印刷されているだけですから、衣装の数も少ないし、自分で切り抜くため微妙に手足の線が汚くなりました。可哀想にこれらのノート人形たちは、お人形ごっこではその他大勢の役とか、シンデレラの意地悪なお姉さんの役なんかが回ってきていました。それでも不思議なことに、ノートを選ぶ時、着せ替え人形が付いているかどうかはある程度大切な要素だったのです。

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 私は箱いっぱい紙人形を持っていました。それはお人形ごっこで必要な数をはるかにこえていて、遊び道具であるとともに、どこかコレクションのニオイのするものでした。しかし子供の収集物とは不思議なもので、あんなに大切にしていたのに、いつのまにかなくしてしまい、今は記憶の中にしか残っていません。



「平城宮跡を守る会」http://narapress.jp/hjk/
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by touhen03 | 2013-04-21 22:16 | 骨董市・ガラクタ