能美中町の銅版転写陶片

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 こちらは銅版転写モノ。銅版皿の常連と言っていいデザインとともに、ちょっとおもしろいモノも出てきました。中段左端の蓋は旭日旗入り。その隣の小皿の絵は鏡でしょうか。これは目跡付きです。銅版転写が量産食器の主流となる頃には本来使われない古い技法です。裏もロクロ跡が残っていて、高台の雰囲気とともに、砥部によくあるタイプです。うれしいです。下段左端は白粉入れなどとして使われていたらしい段重。三段くらいに重なって、蓋が付いていたと思います。柄は白鷺、これとほぼ同じデザインの段重、或は蓋物を今までに拾っています。ずいぶん汚れているのが写真でもよく判りますでしょう。これでも一回漂白剤に浸けてゴシゴシ洗った後なのです。生物系の汚れは意外としつこくて、一度では落ちないことがままあります。写真のために取りあえず並べましたが、この後もう一度漂白剤風呂に入り、今では真っ白玉のお肌になりました。下段右端は竜柄の碗。昔の人は竜が好きだったようですね。おかげで干潟や川には今でも竜が棲んでいるというわけです。



「平城宮跡を守る会」http://narapress.jp/hjk/
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by touhen03 | 2013-05-05 00:20 | 広島の島