戦時貯蓄債券

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 貯蓄報国の灰皿をアップしましたので、今度はその関係の紙モノ、「戰時貯蓄債券」です。戦争はとにかくお金がかかるもので、その戦費調達のために国民は子供にいたるまで貯金を奨励されたのですが、こんな債券も売り出されました。5円で買って、償還の時には7円五十銭になると書いてあります。昭和十七年十二月、大東亜戦争の一周年記念だそうです。

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 裏面を読むと、一等第一回参箇などと書かれています。・・・七圓五拾銭券にアリテハ一組ニ付第一回乃至第十回迄ハ毎回参千圓(債券四百通)以上、第十一回以後は毎回壱千五百圓(債券弐百通)以上ヲ定期に償還シ昭和三十七年十月残額全部ヲ償還スルモノトス・・・なんてことも書かれています。細かくてよく判らんのですが、どうやら宝くじの要素も持っていたらしい。軍事費を捻出するため、いろいろ考えたのですね。この債券、戦後も支払われたそうですが、敗戦とともにものすごいインフレ。どっちみち紙屑同然だったことでしょう。全部の償還とやらは昭和37年ですと。戰時貯蓄債券、戦時下とはいえ、お札のような丁寧な印刷で地模様まであり、とても美しいです

※ 数字は大字で書かれていますが、これがまた、壱や弐のそのまた旧字表記なんですわ。すぐに変換できない字は、めんどくさいので例によって無視しております。圓はさすがに今回辞書登録しました。昔は真面目に苦労して変換していたのに。横着になっているようです。それから、私のPCでは迄という字が二点しんにょうで出てしまいます。「辻」も点が二つしか出せない!だいぶ前から使っているのに今回初めて気がついた!この件で検索したら、直し方が出ていましたが、読んでもさっぱりわからなかったので、これもスッパリ諦めました。(^◇^)



「平城宮跡を守る会」http://narapress.jp/hjk/
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by touhen03 | 2013-11-24 07:20 | 骨董市・ガラクタ