海岸陶片の常連たち その2 (瀬戸田歴史民俗資料館展示品)

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 火鉢に湯たんぽ。茶色の湯たんぽには統制番号らしい数字が見えましたが、横からそおっと覗いたくらいでは、産地名はわかりませんでした。

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 横に置いた携帯で大きさが判ると思います。小さな手あぶり、型紙摺りで模様をつけてます。これは海岸や川に多いですね。縁や底に近い部分をけっこうよく拾っています。

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 陶製のおろし金に灯明具など。これもときどき拾います。

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 素焼きの小さな沈子のついた網まるごとドサッと木製の舟の中に置いてあります。

 珍しいものではありません。何しろ海岸から出てくるものばかりですから。昔どこにでもあって、いつのまにか忘れられたモノが、資料館いっぱい、ぎっしり詰まっていました。宝箱の中に潜り込んだような楽しさ。2階の製塩業関係の展示だけは丁寧な解説もありましたが、後は一つ一つに名札が付けられているだけ。でも、それで十分な気がしました。気になれば自分で調べたらいい。口を開けて待っていて、ポイッと飛び込んでくる知識にろくなものはない。最近の地方の資料館、下手くそなマンガ絵を使ったりして、ペタペタ説明を貼るんだけれど、それで興味のない人や子供がおもしろいと感じるかどうかわからず、丁寧なのか、水増しなのか、モノの持つ雰囲気だけは確実に壊してくれている、そんな展示に出あうことがあります。モノ自体が語りかける力を生かした展示をしてほしいなと、ここのドキドキする空間に出あって思いました。

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 ただ残念なのは、この資料館が土日祝しか開館していないこと。このシリーズをのんびりやっているうちに瀬戸田に3回行ってきたのですが、資料館のパンフレットに火曜日休館とあったり、ネット上で開館日に一部混乱がありましたので、3回目の瀬戸田行きで確認してきました。3回目は金曜日で、確かに閉まってました。

 そしてその時気が付いたのですが、この資料館、尾道市と合併後、「尾道市歴史民俗資料館」となっているらしいのです。しかし、尾道市のホームページには瀬戸田歴史民俗資料館、尾道観光協会の方は瀬戸田町歴史民俗資料館となっています。(^◇^)ここにあるのは瀬戸田のかつての暮らし。このまま私のブログでも瀬戸田歴史民俗資料館と呼ぶことにしました。その方がわかりやすいですもん。

 旧瀬戸田町時代に作られたらしい資料館のパンフレットには、昭和51年開館とあります。当時はたぶん火曜日の定休日以外、毎日開館していたと思われます。来館者が少なかったのでしょうね。質の良い資料館なので残念です。ガンバレ、瀬戸田歴史民俗資料館!

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by touhen03 | 2014-07-13 16:00 | 広島の島