住吉神社~十一面観音堂の干潟の陶片 その3

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 時代用途不明から昭和のものまで。上段左端はこれは何でしょうね。その隣は蛸壺だと思います。蛸壺の右の、とぼけた麒麟柄の小皿は下段右端の龍の碗と一緒に後で取り上げます。上段右端は銅版転写の小皿。

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 下段左端は統制番号「岐352」入りで、現在の土岐市肥田町で作られたもの。こんなデザインのゴム印小皿には統制番号がよく入っています。下段左から二つ目は国民食器。碗の蓋のようです。その右隣はこれまた緑の縦縞と私が勝手に呼んでいるタイプで、小さめの丼か。見込みのゴム印は写りがとても悪いのですが、帆掛け舟らしいものがありますから海浜風景なのでしょう。

 国民食器と緑の縦縞タイプ、どちらも同じくらいの頻度で律儀に出てきます。もっとも「緑の縦縞タイプ」はバリエーションも多くて定義が難しそうです。それでもつい、国民食器なみに独立した項目で扱いたくなるほど海岸や川では目立ちます。

 住吉神社~十一面観音堂周辺の干潟の陶片は計28個。そのうち18世紀ものも含む江戸陶片が10個くらいありました。ここも他の瀬戸田町南部の干潟と同様、陶片密度そのものは目だって高くはないのですが、拾わなかった陶片も含めて、新しい時代の陶片が少ない場所でした。





「平城宮跡を守る会」http://narapress.jp/hjk/
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by touhen03 | 2014-09-23 15:30 | 広島の島