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向島・富浜の陶片 その4

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 こちらは型紙摺り、銅版転写モノ以外の近代モノ食器です。

 上段左端は、デザインは18世紀のくらわんか皿によく似てますけど、これは合成染料が使われているようです。明治以降のものですね。その隣の小さな器、これも一定の割合で出てくる近代モノです。これについてもっと詳しく知っておくべきでしょうね。少々放置し過ぎです。(^^ゞ その右隣はゴム印の飯茶碗、統制番号「岐121」入り。多治見市笠原町で作られたものです。右端は竜柄のゴム印飯茶碗の破片。まったくこれ、よく出てきます。型紙摺りでも銅版転写でもゴム印でも、竜柄は多いです。おかげで干潟には高い確率で竜が棲息するというわけです。

 下段左は、今回も出ました。軍隊食器らしきもの。マークは残念ながら欠けています。右は盃か。たぶん使い捨てではないかしら。このタイプも時々出てきます。
by touhen03 | 2015-05-27 22:39 | 広島の島