戦前の缶詰の広告ハガキ

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 缶詰問屋が出した、広告ハガキです。牛肉ビックリ煮だそうです。味は・・・すき焼き缶詰と書かれていますから、その手の味なんでしょう。出張日や出張員の名前を書く欄があったり、前回に倍しご注文などとありますから、小売店向けに出されたものでしょう。

 侍?のイラストがなんともおもしろいですね。廣島川上古市町とあります。古市は現在の広島市安佐南区にある地名ですが、川上とは・・・ネットで検索してもこれは判りませんでした。古市は広島市中心部を流れる太田川の上流ですから、それで川上かしら?物流の運搬に川は使われていたでしょうから、今より目印になったのかな。

戦前の広島県は缶詰業が盛んだったようです。なかでも牛肉の缶詰は全国生産で、かなりのシェアを占めていたらしい。軍の施設が多かったので、日清、日露、シベリア出兵、日中戦争開戦時と需要は伸びたようです。

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 消印はちょっとわかりにくいのですが、2年?それとも8年?田沢切手というタイプですので、少なくとも大正2年以降ということでしょう。
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by touhen03 | 2015-06-20 06:31 | 骨董市・ガラクタ