カモメガイ(妄想系)

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鎌倉の材木座や由比ヶ浜を歩いて、カモメガイと出会いました。石に孔をあけて巣を作る、穿孔貝の一種です。今の時期、鎌倉の海岸を夜中に歩くと、波の音に混じって、カリカリカリ、コリコリコリ、カリコリカリコリ・・・と、微かな音が聞こえるそうです。カモメガイが石をかじっている音です。カモメガイは不思議な生物で、毎年初夏に卵から孵った幼生が、一斉にワラワラ、ワラワラ石に群がり、巣を作り始めます。ごく小さなサイズですので、ほとんど人間には気付かれません。そして何ヶ月も石を掘り続け、ちょうど今頃大きく育って、カリカリコリコリ聞こえるようになるんだそうです。そして、春の満月の夜、パタパタ一斉に飛び立ちます。白い貝殻を羽ばたかせて、月明かりの中を次の世代を残すため乱舞します。一年でたった一晩の、不思議な美しい光景だそうです。明け方には、鎌倉の波打ち際にはたくさんの白い貝殻が打ち上げられるとか・・・ときどき、羽がうまく開かず、石の中に取り残される個体もあり、私たちは海岸でそれをよく見かけます。貝なのにカモメという名前が付いているのは、空を飛ぶという、特殊な生態から来ていたのですね。

考古学者が知らない遺跡に続き、今度は世界中の貝の研究者が誰一人知らない、貴重な情報を貴方だけにお届けしました。
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by touhen03 | 2006-02-16 01:37 | その他