不思議な絵

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家の近くの川で昭和の陶片らしいものを拾いました。最初、鯨と船の絵か?と思いました。でも鯨にしては尻尾の形が違います。サメだろうか?いや種類は関係なく、大きな魚かな。まるで絵本の世界を思わせる楽しい陶片に思えました。しかし、なぜか船の帆が魚と逆に描かれています。どの角度からでも楽しめるように描いたのかな。
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うれしさを抑えて「大きな魚」から目を離し、船の帆を中心に見てみましたら、あらら・・・これはどうやら山でした。 ガクッ!川の神様のイタズラでしょうね。もしも数センチ大きく残っていたら、大らかな風景画の小皿に見えたのでしょう。でも私の大切な宝物であることには変わりありません。捨てられて、川で暮らすうちに、陶片の中で大きな魚が育ったのですから。
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陶片の裏側は蛇の目凹型高台ですが、全体を型で抜いて作ったような形をしていて、明治の印判皿の蛇の目凹型高台のような鋭い線がありません。(ただし印判皿の中にも同じタイプがあり、これが時代のせいなのか、産地あるいは窯の違いなのか興味があります)

※ この絵、おじ さんのご指摘で、山ではなく松の枝であることがわかりました。ありがとうございます。一度気がつくと、そう見えるのに不思議なものです。この陶片は、その後、周りの破片がもう一つ見つかりました。(2007.1.13)
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by touhen03 | 2006-02-23 00:47 | 陶片コレクション