骨董市の統制番号入り陶器たち

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町内の河川敷で、毎月第一土曜、日曜にある骨董市は、お世辞にも立派な市とは言えません。出店数も少ないし、そもそも骨董などと言えそうな高級品はほとんど出てきません。その代わり、ガラクタの品揃え?は案外良くて、戦時中の統制番号入り陶器や、昭和の盃などを買うなら、大きな骨董市よりも、むしろこちらの方が良いくらいです。写真は私が買った統制番号入り食器の一部ですが、このほとんどは河川敷の市に出ていたものです。右端の色絵の皿と、徳利、他の大きな市で買った蓋付碗を除いて、みんな100円以下で買いました。
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こちらの徳利は300円でした。(^^ゞ 戦時中を語る貴重な資料がこんな値段で手に入るのですから、本当にありがたいものです。

しかし、海岸で拾うのとは違う迷いが骨董市で買う場合はあります。特に最近、お店の人が私を覚えてしまい、これはどうかと言うようになってしまったからです。コレクターなら、ありがたいことなのですが、しかし私はロクな客ではありません。高いものは決して買いませんし、今までのように店の片隅の、客として記憶に残りそうもない安い値段のガラクタを、コソコソっと買うというのも悪くはなかったのですが・・・

コレクションなどと便宜上言うこともありますが、厳密に言うと私の場合、骨董市の食器は、海岸で拾う陶片の資料です。ですからお皿でも茶碗でも、5客、10客のセットであるよりは、5種類、10種類のバラバラの器である方がありがたいのです。といっても、もちろん、貴重な器が1つ100円もしないのですから、同じものでもつい置いて帰る気になれず、買ってしまうことも多いのですけど。でも、そんな場合はつい熱心に値切ってしまいます。バラバラの器が幾つもあると、うれしくて値段交渉を忘れてしまいそうになることもあるのですが、面白いことに、そんな場合はお店の人の方が、最初から6つで300円などと言ってくれるのです。

私の場合、器に小さなキズがあろうが、ひびが入っていようが、実はどうでもいいんです。もちろんキズのあるのと無いのとがあれば、無いほうがいいですけど。(^^ゞ 値段が違っていたらどうしましょうね。完品は300円で、ちょこっとひびがあるのが100円だったら。器のデザインが美しければ完品、資料価値だけなら100円のでいいかな。上の写真の右端に赤絵の美しい皿がありますが、これは5枚組で、お店の人が3000円だが、2500円でいいと言ったのを、そのまま買ってしまいました。実はこれ、小さなキズが幾つもあります。買う時に気が付いたものもありましたし、後で見つけたものもありました。しかしゴム印タイプとはいえ、統制番号入りで、こんなに美しい器は初めてでした。おまけに統制番号だけでなく、richouken04さんのブログで知った許マークまで付いていました。そして蛇の目凹型高台なんです。(そういえば私も見つけていたんですね。見つけた時、あれほど感動したくせに、ちょっと忘れていました。海岸で拾ったら忘れないんですけど。差別しているわけではないのだけど・・・)とにかく、あまりアコギに値切ったら神様のバチがあたりそうな凄い器でした。これがその素晴らしい絵皿の神々しい裏側です。(^◇^)v
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さて、骨董市とどう付き合うか。もう顔を覚えられてしまったのだから、半端モノの皿5種類の方が、5客セットよりもうれしいということなど、もう少し詳しくお店の人に説明した方がいいかなと思いました。考えてみたら、私の希望は、一般的な価値観とズレがありそうなので、言わないと見当違いなものを持ち込まれそうです。まあ、わざわざ欠け皿、ひび割れ皿でなくてもいいんですけど・・・
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by touhen03 | 2006-06-07 09:56 | 骨董市・ガラクタ