ナミマガシワ宝石化計画

怒涛の陶片話が続きましたので、ここらでたまには陶片以外の話題です。広島湾で美しいものと言えば、陶片の他にナミマガシワがあります。宮島でも、似島でも、陶片を拾いながら、美しいものが目につくと必ず拾って帰ります。ナミマガシワは個体によって美しさに雲泥の差があります。オレンジや赤、黄色、真珠色の、まるでセルロイド玩具のように、薄くてきれいな色をしたものもありますが、カキの殻一歩手前の頑丈なのや、皮膚のカサブタや火傷の痕を思わせる、ちょっと気味の悪いのもあります。どれを拾ってもほぼ美しい桜貝などと違い、ナミマガシワは人の手によって、美しいものだけ拾われ、選別され、集められることによって、自然のままではありえないほどの美しさを発揮するようになります。写真は選りすぐりのナミマガシワです。以前取り上げた時より、私のナミマガシワ、だいぶ美しさが増したのですが、写真で見るとさほど違わないように見えるのが残念です。
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美しいものだけを選んで持ち帰ったはずのナミマガシワですが、後でゆっくり見てみますと、海岸で濡れていたときには夢のように美しかったのに、乾くとカサカサとしてツヤのないものもあります。内側の色は濃くてきれいなのですが、外側があまりに武骨で興ざめなもの、形が歪みすぎたもの、大きすぎて大味なもの、小さすぎてナミマガシワの良さがまだ十分出ていないものもあります。また、美しいと思っていても、たくさん拾っているうちに、もっと美しいナミマガシワに出会ってしまうこともあります。美しいナミマガシワを持ち帰るたびに、私は以前に拾ったものと比べてみます。あきらかに差がある場合は、美しいものだけを残します。そうやって、ガラスの小瓶にいっぱい分だけ集めます。少しずつ少しずつ、ナミマガシワの美しさを比べては、儚くて可愛らしい色のナミマガシワを集めるつもりです。ナミマガシワ宝石化計画と言います。

しかし、そうなると必然的に、選別されて捨てられる運命の可哀想なナミマガシワが出てしまいます。そこで、それらを加工してみました。100円ショップで買ったマニキュアを塗りました。
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やってみると、これはこれで楽しくて、一時熱中しましたが、やはり天然モノの美しさにはとてもかないません。ヤケクソで、これも100円ショップで買ったキラキラの宝石までくっつけちゃいました。ツメタガイやタカラガイにもベタベタ塗ってみました。昔、お祭の夜店で買ってもらった、どぎついピンク色の真珠のネックレスみたいです。じゃらじゃら、キラキラ☆彡
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by touhen03 | 2006-07-08 02:20 | その他