蝦夷地探検 その1

今頃、漂着物学会北海道大会&道南旅行のネタなど呆れられそうですが、あれから休み休み、拾ってきたもの、貰ったもの、見たものの整理を続けていました。私の体内時計では今やっと、北海道がまとまった形となりました。
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えりも町の百人浜と、その端っこの方の川です。漂着物学会の最終日15日のビーチコーミングはここで行われました。集合時間を決めて、さあ出発!海岸は恐ろしく広く、左手に向かってあるくか、右手に向かって歩くか、この判断はこの日の成果を左右します。左手の方が遠くまで伸びていて、なんとなく美しく、普通こちら側をまず歩きたくなりそうな感じがしましたので、私は右側にしました。足も遅く、体力が無いので、こんな場合、足も目も鋭い人々と逆方向に行くのも悪くないからです。いや、まあ、後から行っても、ちゃーんと陶片狂向きのモノは残ってるはずですけど・・・。
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で、拾いモノはこれです。(一部頂き物も混じってます)うーん、左側には北海道名産のガラス浮子がけっこうあったようですが、こちらは・・・ヘソだけでした。緑色のガラス片がそれです。へそ曲がりのツケでしょうか。でも、今まで見た中で最も上品なヘソでした。ヘソとはガラス浮子を作る過程でできた穴をふさぐ栓ですが、実はたいていのヘソは非常にエロチックで、とても前途有望な少年少女に見せられるものではありません。R指定モノの漂着物なんです。が、私が拾った今回のモノは拾い主の人徳でしょうか、とても上品で、これなら子供達にも安心して見せられます。

それにしても、北海道の貝は大きい!オバケのような平たい二枚貝、帆立貝の親戚みたいなのはエゾキンチャクガイって言うのかしら。ラッコが食べそうなゴツイ二枚貝も山ほど。とにかくデカイ、デカイ!でも、その中で私が気に入った貝はチョウチョガイとユキノカサガイでした。オオバンヒザラガイの殻板、チョウチョガイは別にしていたため、うっかり集合写真に載せ忘れましたが、ここ百人浜にはたくさんありました。ユキノカサガイは菅笠のような形の真っ白な貝で、旅の間中、どこの海岸でも必ずありました。ユキノカサという名前がいかにも似つかわしい貝殻です。完品も美しいですけど、私は真ん中が欠けたものも好きです。完品一つに輪っか3つくらいの割合で、じゃらじゃら集めてみたい気がしました。浜辺に小さな雪の笠が無数に散らばって、北海道の海岸を清楚に飾っていました。

陶片の少ない海岸でしたが、それでも明治の型紙摺りタイプの印判皿を拾いましたし、ウイロー・パターン皿の破片や、唐津?かもしれない小片(あまりに小さくて私にははっきりとは判らないですが)を頂きました。感謝・・・
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大会で見せて頂いたオオバンヒザラガイです。チョウチョガイが見えます。漂着したモノの中にはカモメに食べられた後、消化されずに吐き出されたものもあるんですって。波乱万丈の旅をしてきたチョウチョガイに乾杯!
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by touhen03 | 2006-10-31 00:39 | 県外の海岸と川