鞆の雛祭り その5

 もうすぐ旧暦の3月3日。現代の日本人は新暦で暮らしていますが、昔からの行事は旧暦にあわせた方がほんとうは楽しい。お正月だって、旧暦ですと新春という意味がほんとうによくわかります。お雛祭りも、新暦3月3日はまだまだ寒くて、運が悪いと雪だって降りかねない時期ですが、今の時期なら野山も畑も都会のちょっとした地面も春真っ盛り。立派なお雛様を奥深い家の中に飾るのなら新暦3月3日も良いですが、外にでて草雛を作ったり、春の行事として楽しむなら、旧暦の雛祭りも悪くないです。ま、そんな理屈をくっつけて、まだアップしそこなっていた鞆の雛祭りネタです。(^^ゞ

 さて、戦前の鞆の雛祭りには、女の子たちが集まって、ままごとではなく、自分たちでほんとうに料理をし、お雛様に供えて食べたんだそうです。お煮事というそうです。そのための小さな道具が鞆の家には今でも残っているようです。ほんとうに料理を盛ったので、普通の食器よりはずっと小さいですが、ままごと道具よりは少し大きめです。
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 小さくても丁寧に描かれた銅版の色絵皿。時代の特徴がよく出ています。町内の展示品。どの家のものだったか、地図に記録しておくのでした。町内に展示してあったお雛様たちは、どこも撮影をOKしてくださいました。ありがとうございます。
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 こちらも、たくさんまわった町内の展示の一つ。ここのは小さいのでままごと道具かな。
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小さな急須は取っ手の部分まで本物そっくりです。
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これも町内の展示品。
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 これは「鞆の津の商家」のすぐ隣で展示していたものだったように思います。たぶん・・・m(__)m
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お煮事道具とままごと道具。平野屋資料館の展示品 
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平野屋資料館展示品
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 七輪など、調理道具まであるようです。こんな道具もわざわざ小さなものを使ったのでしょうね。ままごと道具にしては大き過ぎますから。
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 陶製品以外にも、いろいろな素材の小さくて精巧なお煮事道具があったようです。平野屋資料館展示品

 鞆の浦歴史民俗資料館にも、お煮事道具がたくさん展示されていましたが、残念ながら撮影禁止です。この時期は人でいっぱいだし・・・(ーー;) (これは独り言) 素晴らしいコレクションなのでご紹介できないのが残念です。とはいえ、ここの雛祭り展示、一度は見ておいて損はない素晴らしいものです。素敵な雛祭りの冊子を作っておられますが、資料館さま、お煮事道具だけを集めた冊子も作ってみてはいかがでしょうか。
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by touhen03 | 2007-04-17 08:01 |