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陶片の惑星

 陶片を棲家としている生き物達がいます。牡蠣、フジツボ、ヤッコカンザシ?、ナミマガシワ、スガイ、ヒザラガイのチビ助、ミル、いろいろな海藻、ゴカイ、エビっぽい姿の小さな生物、何かの卵、正体不明・・・時には幾つもの生物が一つの陶片に集まって暮らしていることもあって、しかも不思議なことに、周りの陶片にはフジツボ一つ、海藻一本くっついていなかったりします。どうしてそうまで人気があるのか、渚の小さな生き物には生き物なりの価値観があるのかもしれません。まるで小さな惑星みたい。もしも地球上の生物がみんな絶滅してしまっても、そんな陶片一個、生き物が絶えて静まりかえった渚に残されていたら、そこから進化が始まって、私たちの知らない地球が生まれるかもしれない・・・

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ありゃりゃ・・・しまったあ。このテーマで、しかも同じ写真まで使って去年書いてる!題まで一緒じゃん。生物の付着した陶片を見るといつも妄想が起きるのだが、特にこの時期、惑星妄想が強いもんなあ。2日の宮島はデジカメを忘れたし、拾った陶片も、3日の河川敷骨董市の成果も、まだ写真に撮ってない。何かネタはと考えているうちに思いついたのだが、こりゃあ削除するしかない・・・と思ったけど、妄想の度合は今回の方が激しい。時間がたって醗酵してきた感じ。ま、そんなわけで、せっかく書いたし、図々しくそのまま置くことにした。
by touhen03 | 2007-06-06 01:07 | その他