マンジュウボヤ

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広島湾での陶片探しは、工場の裏や、JRの鉄橋の下、ボートの係留場所となっている小さな河口、澱んだ橋桁のそば・・・きれいな海岸ばかりとは限りません。ドブさらいに近いこともあります。このセメント工場裏手の海岸には、あまり良い陶片はありませんでしたが、おもしろい生物がいました。オレンジ色の熟れ過ぎた柿のような皮膚、そのくせ触ってみると案外硬い。よくみると魚の卵のように小さな粒々がたくさん見えます。こんなのが、大きな石に大小無数にくっついていました。まるで脳以外が退化してしまった宇宙人の集団みたいでした。脳しかないのですから、何も言わず、何もせず、ただひたすら思索している集団・・・うわぁ、ちょっと怖い、でもなんだか可哀想、せつない。この宇宙人の正体はマンジュウボヤ。漂着物学会のメーリングリストで教えてもらいました。
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by touhen03 | 2005-08-29 00:52 | 呉線沿岸