竹原市・ハチの干潟と加茂川

 今月上旬、竹原市のハチの干潟へ行くことにしました。ハチの干潟は竹原市内を流れる加茂川の河口に広がる自然豊かな干潟で、藻場造成計画もありましたが、反対運動のおかげで業者が事業申請を取り下げたそうです。自然豊かな場所に陶片があるとは限らないのですが、テレビでこの干潟の映像を見て、突然行ってみようと思ったのです。町の規模こそ小さいけれども、江戸時代は製塩で栄え、安芸の小京都と呼ばれる古い町並みが残る竹原市内を流れる川の河口で、しかも人の手があまり入っていないのなら、川からの陶片も幾らか堆積しているのでは?と思いました。何よりとても臨場感のある映像で、小石混じりの陶片がありそうな場所も映っていたため、妄想がつのったようでした。そんなわけで、あまり潮が良くないけれど、とにかく行ってみました。
e0060485_0264978.jpg
 加茂川からハチの干潟の方角を写しました。干潟は小さな二つの山の向こうに広がっています。ちょうど山のせいで河口部が狭まり、加茂川を直腸とすれば、まるで痔の薬の広告のような地形なんです。そのせいで水が溜まるのか干潮のピーク時でも、上流部では川床が現れるのに、河口部は深いままでした。
e0060485_0423035.jpg
 これがハチの干潟の入口です。ゴミゴミした海岸に慣れている私の目には、広島にこんな美しい場所があるとは思いませんでした。竹原駅から歩いて僅か30分、実はすぐそばまで人家があるのに、深い山奥の渓谷の雰囲気さえあるではありませんか。しかし、これでも干潮時です。困りました。地元の人に聞くと、もっと潮の引く時期なら、川床を歩いて干潟に出ることができるそうです。

しばらくハチの干潟・加茂川シリーズが続きます。
[PR]
by touhen03 | 2008-01-17 00:57 | 呉線沿岸