旧海軍兵学校の川の陶片 その2

 今度は明治~昭和戦前くらいの印判の器たちです。
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 お馴染みの型紙摺りタイプ。下段右端だけはやや大振りな碗、他は小皿のようです。明治に多いタイプです。

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 こちらもお馴染み、銅版転写モノ。上段左から2つ目の裏は蛇の目凹型高台タイプなのですが、全面に釉薬が掛かっています。まるで最近のレトロっぽい和風食器みたいです。こんな底を持った銅版転写モノは初めてではないです。ごく稀に見ることがあります。今回一応昭和戦前までのものの中に入れていますが、産地、或いは時代に何か特徴のあるのか・・・?マーク付きです。その右隣の底は戦前の銅版転写に普通にありそうですが、デザインは?マーク付きと似ています。これはどう考えるべきなのか。

 中段左2つは一部に青磁釉が掛かっています。左端は虎と、その下に見えるのは竜です。もう一つの方は青磁釉の上に、型紙摺りで梅の花が上絵付けされています。(ちょっと迷いましたが、たぶんゴム印ではないと思います。ゴム印にしては染料のつき方が均一だからです)型紙摺りと銅版転写が同時に使われた陶片はこれまでも拾っていますが、青磁釉、上絵付け、多色刷りの豪華絢爛?小皿はすごいです。中段右端は湯呑か。手描きの染付二本線に、銅版転写で丸に「宇」の文字入り・・・これ、そういえばどこか国民食器っぽい感覚ですね。写真を撮った時にはなぜか気が付いていませんでした。この陶片ちょっとおもしろいかも。右から2つ目の小皿は地球の周りを国旗が取り巻くデザインのはずです。これはもっと大きな破片で出てきてほしかったです。

 下段右端は水滴です。鹿の絵があります。もうちょい、絵の部分が残ってくれていたらと思います。どうして底の保存状態と入れ替わってくれなかったのでしょう。神様の意地悪・・・
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by touhen03 | 2008-05-03 00:12 | 広島の島