似島の陶片 その3

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 上段と中段左3つはゴム印で絵付けしています。中段左から2つ目は火鉢の縁です。火鉢はこんなふうに出てきてほしいと思います。保存状態が良すぎると困る陶片というのも中にはあるのです。(^^ゞ これらは昭和戦前かな。戦後もゴム印は作られましたから、混じっているかもしれませんけど。
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 上段左端の陶片です。これと似たデザインの銅版転写皿を幾つも拾っていますが、これは銅版転写ではないようです。ゴム印と手描きの併用だろうと思うのですが・・・
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 これは近代五弁花ですね。このゴム印タイプの五弁花はけっこう多いです。これについては以前、陶片茶房で取り上げています。

 中段右二つは手描きです。右端の丸におめでたい文字を描いたものはけっこう出てきます。戦前のある時期流行したのだろうと思います。下段左端と同じタイプは大正2年に火事で焼けたセトモノ屋跡からも出ていますので、けっこう古いのかもしれません。作られた時代の幅を知りたいです。

 下段左から2つ目、文字はたぶんキリンレモンかな。これは左から右へ書かれていますし、たぶん戦後かな。ただし、キリンレモンは戦前から売られているんですね。1928年発売でした。キリンビバレッジのサイトによりますと、アンパンが5銭だった当時25銭もした高級品だったそうです。最近は陶器でノベルティ・グッズなどなかなか作らなくなりましたから、黄色のロゴの入ったガラス瓶の時代、昭和30~40年代のものかも???

 下段中央の杯は模様もなし。昭和戦前かもしれませんが、時代不明です。右端二つは、また出ました、謎の蓋。蓋ばっかりがやたらに出てくるのです。似島以外からもときどき出てきますが、似島は行けば必ず拾えます。これについては未確認情報もありましたので、後ほど改めて取り上げてみたいと思っています。
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by touhen03 | 2008-05-27 07:34 | 似島