陶片ぞろぞろ、窯道具だらけの河原

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 宮内天満宮下の河原は水の音だけがあたりに響いていました。体の中までしーんとする感じで、確かに美しいですけど、一人で陶片漁りをするには、あまり快適な雰囲気ではなかったです。広島のドブ川が懐かしくなりました。
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 小石と砂利でできた河原は、そこそこの広さがあって、歩きにくい場所ではありませんでした。さっさと歩いて、さっさと拾って帰ろうと思いました。
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 あった~足付きハマ!窯道具です。それも完品に近いものです。
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 窯道具、陶片、あちこちに見えます。うおおおーっ、これ、これ。産地の川に来たのだもの。窯道具だらけの河原を歩きたかった。これは良いかも。
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 この場所で拾った陶片です。型紙摺りタイプの印判皿や茶碗が多く、統制番号ではないかと思われる、〇にトの字の陶片も2つ拾いました。窯道具は、有田の川では、たまにしか見つからなかった足付きハマが幾つも出ました。幕末頃の小片も陶片どうしが溶着した状態で見つかりました。窯での失敗作です。他にも溶着陶片は幾つも出ました。もちろん川ですから生活ゴミとして出た陶片も混じるでしょうが、ここの陶片の少なくとも一部は窯から捨てられたものです。砥部焼であることがはっきり判る陶片、砥部焼である可能性が高い陶片達!砥部焼のサンプルを拾いに来たのです。窯道具だらけ、溶着陶片だらけの河原で、産地の陶片を拾いたかったのです。来て良かった。お会いする機会はありませんでしたが、情報を教えてくださった方、それを伝えてくださった砥部焼伝統産業会館の方、ありがとうございました。

思い出したのでもう一つ。拾って、さあ帰ろうと思ったら、帰り道が判らなかったのです。ここだっけ・・・と歩いてみたら、コンクリート護岸にぶち当たりました。その上には道なんて、ぜ~んぜんありません。わわわっ、どうしよう。頭の中が一瞬パニックに。落ち着け、落ち着け!来た道が消えるわけがない。必ずある。落ち着くんだ~!深呼吸をして、じーっとそのあたりを見回しました・・・あ、ありました。ちょっと横に、ありました。知った場所なら、そんな大袈裟なって感じだと思います。でも、よかった~神様!
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by touhen03 | 2008-06-11 00:12 | 県外の海岸と川