砥部町の川の陶片 型紙摺り・その2

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 この模様、広島で拾ったことが無いのによく出るなと思ったら、なんと輸出品に多い柄なんだそうです。東南アジアの人達の好みに合わせて作られたとか。上段左端は蛍橋付近、上段残りは学園橋付近、下段は宮内八幡宮下で拾いました。下段左から2つ目、〇ト2のマーク入り陶片は、上段中央と模様の下部分が一緒ですので一緒にしましたが、違うデザインかもしれません。右端2つは、砥部焼伝統産業会館で見せて頂いた発掘陶片に、このデザインで下の部分がこんな感じのものがあったので、つい一緒に載せましたが、発掘陶片には、このパターンで鶴の模様のものもありましたし、このタイプにしては三角の角度が鋭すぎるかな。下段右端の方は微かに上の方の模様も残っていますが、よく見るとやはり違うデザインのような気もします。この輸出柄とはっきりわかるのは4つですね。

拾った型紙摺りタイプ46個の内、少なくとも23個が3つのパターンだったわけです。大部分が宮内八幡宮下の比較的狭い範囲で拾っていますし、バラバラですから、元は同じ茶碗だったものもあるかもしれません。しかし発掘陶片にも、比較的同じパターンが目立っていた気がします。他のより大きな産地に比べて、もしかしたらデザインのバリエーションが少なかったのか、或いは大量に生産したデザインがあったのか・・・このあたりが気になります。
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by touhen03 | 2008-06-13 09:13 | 県外の海岸と川