砥部町の川の陶片 窯道具

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 足付きハマと言う窯道具です。これはすべて宮内八幡宮下で拾いました。大量生産のため、窯で重ね焼きをする時、器どうしが溶着しないよう、器の間にこれを挟みます。蛇の目釉剥ぎした上に、これを出っ張りの方を下にして置いたそうです。その上にまた陶磁器を乗せて焼くのです。出っ張りの部分と周りの土が違ってますよね。出っ張りの部分だけ陶石を使っていて、周りは道具土だそうです。陶石の方が高価なため、節約しているのです。下段左から2つ目は上に乗せた陶磁器の一部がくっついて残っています。
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 こちらも窯道具です。ただし、上段左2つの大きなドーナツ状のモノ、これも窯道具ではないかと思うのですが、ちょっと自信がありません。一応一緒に写しました。上段中央はサヤのようです。中に陶磁器を入れて焼きました。中段中央もたぶん窯道具か。下段の大きな破片も窯道具の一種トチン(砥部ではトチミというそうです)ではないかと教えてもらいました。残りの小さな平たい丸いものはハマです。陶磁器をこの上に置いて焼きました。上段と中段左2つは宮内八幡宮下、中段残りは学園橋付近、下段は和田川で拾ったものです。

私は何回も有田の川を歩いたことがあります。有田の川は窯道具だらけですが、今までに3つ足の足付きハマを少し拾っているだけで、圧倒的にハマの方が多いのです。今回、比較的狭い場所で、それもたった1回で、足付きハマがこんなに出てくるなんて驚きました。
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by touhen03 | 2008-06-15 00:46 | 県外の海岸と川