厳島神社・平舞台、変な角度からどうぞ

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 ここはどこでしょう。厳島神社の正面、国宝平舞台の床下です。干潮時は神社のそばまで歩いていけますから、蟹のように這い寄って写しました。
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 ほら、平舞台の上は観光客でいっぱい。朱の大鳥居とともに宮島観光の目玉なのです。平舞台は大鳥居の方向に火焼前(ひたさき)と呼ばれる突き出しがあり、管弦祭の出御、還御はここから行われます。平舞台の上に組まれた高舞台では舞楽が舞われます。床下の写真を見ると、板敷きに隙間が見えますでしょう。子どもの頃、これを見て、なんて雑な造りなんだろう、建築中の家みたいじゃないかと思いました。確かに何も知らずに見ると、遠目にはきれいだけれど、緻密な美しさに欠ける感じがしてがっかりします。でもこれ、実は計算されたものなのだそうです。満潮時は海に浮かぶ構造の厳島神社、平舞台の板の隙間によって波の圧力をもろに受けないようにしているのだとか。
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 上の灯籠の土台になっている石垣に彫られていた文字です。宮島にある、石で作られたものは丁寧に見るとおもしろいです。江戸時代を示す文字がいろいろな場所に見つかります。陶片がザクザク出ていた頃は、拾い終わった頃には潮が満ちかけていましたし、疲れてしまって風景の細かい部分まで見るゆとりがありませんでしたが、今になって私の拾った陶片たちと同時代の痕跡をあちこちに発見しています。寛政なら1789~1800年頃のようです。18世紀後半!この時代の陶片は宮島でたくさん拾っています。私のコレクションの中心と言ってもいいかもしれません。村上一心、これは何でしょうね。ひょっとして村上水軍の末裔達が寄進したのでしょうか?

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 広島に住んでいると、子どもの頃から遠足などで宮島へ何度も行きます。そして大人になると、潮干狩りか、花火大会や管弦祭か、県外の人を案内する時くらいしか宮島へは行かなくなります。でも、ほんとうはドキドキがいっぱい、発見がいっぱいの場所なのです。
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by touhen03 | 2008-09-20 00:50 | 宮島