カテゴリ:似島( 67 )

似島の夕陽

e0060485_22315829.jpg
e0060485_22323749.jpg
 干潮のピークの3時間前に来て、陽が傾くまで歩きました。まだ歩きたい場所はありましたが、もう終わりです。15分ほどかかる山に沿った海沿いの道は街灯がありませんから、ぐずぐずしていると真っ暗になります。いそげ、いそげ、船に乗らなくちゃ・・・・
[PR]
by touhen03 | 2010-05-02 22:44 | 似島

謎の蓋の正体です

e0060485_21534039.jpg
e0060485_2154129.jpg
 さて似島でよく出てくる例の謎の蓋、今回も出てきました。以前のブログ記事がきっかけで行平の蓋らしいと判っていましたが、今回、口の部分が本体の一部とわかったのには理由がありました。
e0060485_2221969.jpg
 2~3ケ月前の河川敷骨董市でこれを見つけていたのです。長い間、似島をはじめ、広島の海岸や川からザクザク出てきた蓋の全体像はこれでした。今まで拾った蓋は大小さまざまですが、骨董市で買ったこれは、その中では一番小さいサイズのようです。300円でした。
e0060485_22173451.jpg
e0060485_22175032.jpg
 これは大きさから言うと、お粥を煮るより、たとえば醤油をつぐものでしょうか?
e0060485_2221872.jpg
 もう一つ、別の発見がありました。時々、これとそっくりな底の部分を見つけることがあります。長い間、何だろうと思っていました。釉の掛からないこの部分を見るとちょっと古そうな気がしますが、でも内側の釉薬の掛かった部分を見ると近代っぽい。底だけ出てくると、判りにくいんです。本の写真だって、たいてい底までは写っていませんから。あ~、この謎の底も、蓋の身内だったのです。
[PR]
by touhen03 | 2010-05-02 21:54 | 似島

定番の器たち

e0060485_21213044.jpg
e0060485_21223799.jpg
 高砂の文字入りをはじめ、骨董市でも1個100円くらいでよく売っている盃たち。左端の高砂盃には絵入タイプもありますが、残念ながら色絵の剥げた痕はありませんでした。
e0060485_21321647.jpg
e0060485_21323486.jpg
 こちらは東陽軒平八製のようです。これも相変わらずナゾのままですが、時々出てきますね。
e0060485_21252288.jpg
e0060485_21253686.jpg
 緑の縦縞タイプも、ほんとうはもう少したくさんありましたが、付着生物のあまり多いものなどは置いてきてしまいました。右端は見込みに福という文字があるはずです。左端の丸の繋がった模様はこの時代けっこう多いようです。緑縦縞とは言えませんが、どうみても親戚筋です。
[PR]
by touhen03 | 2010-05-02 21:23 | 似島

昭和の龍茶碗

e0060485_21101938.jpg
e0060485_21103997.jpg
 飯茶碗に棲む龍たち。ゴム印だったり、手描きだったり、どこからでも、幾らでも出てきます。たくさん作られたのでしょうね。今回も出ました。見たら拾うことにしています。
[PR]
by touhen03 | 2010-05-02 21:10 | 似島

e0060485_23443249.jpg
e0060485_2344553.jpg
 右側の器は形からして、軍用食器っぽいです。割れ方の運が悪かったのか軍のマークはありません。でも底には深川製磁のマークが入っていました。ノリタケも瓢箪に日陶マーク入りの国民食器を作っていますが、こちらも海軍指定工場になっていたようです。高級食器を作っていた所も、こんな食器を作っていたのですね。左の2つは陶製の瓶です。
[PR]
by touhen03 | 2010-04-29 23:57 | 似島

今回の銅版転写食器たち

e0060485_23184072.jpg
 似島と言えば銅版転写がまず頭に浮かぶほど、保存状態の良いモノがたくさん拾える場所ですが、今回はやや少なめでした。
e0060485_23215997.jpg
e0060485_23221361.jpg
 ほぼ完品に近い皿です。蕪や大根はとても好まれたデザインだったようですが、私も好きです。この皿は見込みの部分にも、小さな蕪が配されているのがうれしいです。
[PR]
by touhen03 | 2010-04-29 23:24 | 似島

砥部焼タイプの陶片

e0060485_2210498.jpg
e0060485_22112818.jpg
 今回も出ました、銅版転写皿で重ね焼きの痕(目跡)のあるもの!有田や瀬戸、多治見など大窯業産地では銅版転写が普及する明治後半以降、目跡は普通なくなるのですが、愛媛県の砥部町で焼かれた量産食器には昭和になっても、ゴム印皿にさえ目跡があります。地理的に近い広島にはかなり入ってきていたようです。全体的につくりが雑で、銅版転写もズレたり、かすれたりが激しいです。裏にも特徴があって、高台が微妙に歪んでいたり、ろくろの痕が目立ちます。幾つも見て慣れるしかないのですが、この陶片は特徴がよく出ています。砥部だけの特徴かどうか、私は今のところ知らないのですが、この手のものを砥部焼タイプと呼んで私は区別しています。この月と星のデザインは鞆でも拾っています。銅版転写のデザインで産地を特定することは難しいそうですが、しかし、砥部に比較的多いデザインというのはありそうな気がします。

砥部焼といえば、大きな唐草模様をあしらった器など、温かみのある素敵な食器が知られていますが、戦前、食器を海外に輸出していた時代がありました。伊予ボールと呼ばれ、粗製の安価な雑器でしたが、現代の目から見ると、手作りとか、民芸調とか呼ばれるものより、むしろ素朴な良さを感じます。「近代のくらわんか」だと思っています。もっと光があたるといいなと思います。
[PR]
by touhen03 | 2010-04-29 22:10 | 似島

e0060485_22583230.jpg
e0060485_2361816.jpg
 この海揚がりの器を見てください。風格がありますでしょう。苦労して沈没船から引き揚げたんですよ。なーんちゃて・・・ままごと道具です。左の角型の鉢は戦前のままごとセットの定番だったようです。
e0060485_2312710.jpg
 最初は急須かなと思ったのですが、よく見ると両側に取っ手らしき痕跡があります。内側は濃い緑色で、よく見ると外側にも緑色が残っています。どうやら元はお洒落な取っ手付きの器だったようです。

まだまだ、似島シリーズ続きます。
[PR]
by touhen03 | 2010-04-25 23:06 | 似島

呪いの福助人形?

e0060485_2246891.jpg
e0060485_22463056.jpg
 福助人形を拾いましたが、まさか・・・こなきじじいではありませんよね。これからも陶片を出してくれるようお願いして、大切に持ち帰りました。そまつにするとタタリそうな雰囲気です。
[PR]
by touhen03 | 2010-04-25 22:49 | 似島

e0060485_2354981.jpg
e0060485_23551427.jpg
e0060485_23553388.jpg
 似島の楽しみは良い保存状態で山ほど出てくる銅版転写ものです。特にうれしいのが図変わり印判と呼ばれるもので、今回はこれです。飛行機って時代の特徴がよく出ますからね。小さな日の丸もついてます。この蓋、ちょっと小さめですから、もしかしたら子供茶碗だったのかもしれません。

似島のお宝シリーズ、まだ続きます。
[PR]
by touhen03 | 2010-04-25 00:02 | 似島