カテゴリ:骨董市・ガラクタ( 209 )

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 折37の蓋付小鉢と同じ日にこれも入手。こちらは「岐51」、現在の多治見市笠原町で作られたもの。戦時下の陶磁器には一部を除き、この統制番号が入っています。(昭和15、16年~実際には戦後の21年くらいまでだそうです)資料の残っている地域では作られた窯の名前まで判ったりするのがおもしろいです。戦争の小さな証言者でもありますし、この統制陶器を手掛かりに、前後の時代の量産食器類の特徴も覚えることができますから、時代が新しすぎて、良い本が少ない昭和の陶片を拾う時の良い参考にもなるわけです。

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 蔦の葉の鮮やかな朱色がきれいなこの茶碗、まだまだゆとりが感じられ、おそらく統制陶器としては比較的初期のものだろうと思います。「岐」の統制陶器は海岸でも骨董市でも一番たくさん出てきますが、こんな美しい茶碗はうれしいです。そしてこれ、なんと5つで100円だったのです!骨董というより、中古食器といった感じで売られていることも多い統制陶器ですが、さすがにこれはラッキーでした。

 括られたままで買いましたから、5つとも無傷かどうか判りませんでしたし、統制番号が無いものが混じっていたり、統制番号はあるけれど、写りが悪くて判別できないものなど混じっているものですが(それはそれで、時代の特徴なんですけど)、これはすべて、統制番号がくっきり出ていました。小さなキズやビビなんぞも、私は実はあまり気にしないのですが無かったです。
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by touhen03 | 2016-03-10 22:51 | 骨董市・ガラクタ

折37の蓋付小鉢

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 今日、瀬野川フリマへ行ってきました。そこで見つけたのがコレ。底に統制番号らしいものがあるのですが・・・

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 「折37」ってどこの産地なんでしょうか。 私は初めて見ました。これ、どう見ても統制番号っぽいと思うのですけどね。茶碗蒸しにはやや大きめかな?というサイズ。

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 蓋付で赤い色など使って、統制陶器にしては贅沢な作りなので、昭和16~17年頃までの初期のものではないかと思います。

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 獅子も竜もなかなか可愛いです。

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 六つあったのですべて買いました。とても安かったです。全体の写真を撮ったのですが、周りにヤバイものが写っていたのでカット・・・(^^ゞ

※richouken04さんより、「折」のマークが、長崎県の旧折尾瀬村、現在の佐世保市、三川内地区のものであることを教えていただきました!三川内焼(平戸焼)の地で作られたものだったのですね。ずいぶん歴史のある産地ですよ。広島の海岸や川からも「折」のマークの陶片が出てくると嬉しいのですけど。
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by touhen03 | 2016-03-05 22:01 | 骨董市・ガラクタ

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 去年、月イチの瀬野川フリマで見つけ、300円で買った陶製の狛犬。もちろん、そう古いものではありませんが・・・

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 底を見ると「共同施設トンネル窯工場 落成記念 瀬戸陶磁器工業組合」とありました。台車にのせた製品を予熱、焼成、冷却までトンネル状の窯の中でやってしまうかなり新しいタイプの窯です。高度経済成長期あたり、昭和40年代くらいのものか?現在はコンピューター制御の窯なんてのもあるらしいですけど。

 私の陶片部屋で暮らしている陶片の多くは、もっと古い窯で焼かれたものですが、それぞれ時代の破片とも言うべき量産品という点は同じ。記念品の狛犬は部屋の守り神のように鎮座しています。
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by touhen03 | 2016-03-01 06:20 | 骨董市・ガラクタ

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 前回、巨大な泣き顔人形をご紹介したついでに、私が持っている変なモノをアップしてみます。これは闇市のインチキ鉛筆だと業者さんが言っていたものです。鉛筆に似ていますが、実は芯が入っていません!安かったし、おもしろいのでつい買ってしまいました。

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 箱にでも入れて売ったのでしょうか。バラ売りではいくらなんでもバレますよねえ。それに大きすぎます。普通の鉛筆と比べてみてください。塗料もなんだかきれいすぎるような気がします。ひょっとして算数セットの数え棒とか・・・いや、それもちょっと大き過ぎますね。(^^ゞ 怪しいなあと思ったのですけど、なにしろ闇市のインチキ鉛筆と言われたら、私素通りできませんもん。あまり妙なモノ溜め込むまいと思うのですが、これ何でしょうね。あはは
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by touhen03 | 2016-01-22 07:08 | 骨董市・ガラクタ

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 たぶん昭和40代くらいの人形です。左端の怒り顔の子は祖母が残したもので、私が子どもの頃聞いた記憶では、何処かの家へお邪魔したおり頂いたもの。一緒にいた誰かが笑い顔の子を、もう一人が泣き顔の子を選んだので、残った怒り顔の子を祖母が貰って帰ったようです。

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 子供の頃は、怒ってふくれた時の私にそっくりだと言われて、嫌な気がしていました。笑い顔、泣き顔の人形はどんなふうだったのだろうと、長年思っていましたら、なんと月イチの瀬野川フリマで笑い顔の子を見つけたのです。値段も安かったので思わず買ってしまいました。

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その後しばらくして、泣き顔の同じサイズの子を見つけたのですが、絵葉書を漁っている間に業者が帰ってしまっていました。瀬野川フリマは12時を越えると、帰り支度をする業者もいますからね。お、あるな・・・という感じだったのですが、いなくなってみると、やはり3体揃いにしとくべきだったなと後悔。2回も見たのだから、きっとまた出会うこともあるだろうと待っていたら、出会ったのが、この巨大な子。一度取り逃がしてましたから、つい買ってしまいました。でも、この人形、やはり小さなサイズに限ります。なんだかビミョーな物体という気がして・・・

この3体の人形、昭和、レトロ人形で検索したら似たようなのがたくさん出てきました。一時期流行したのでしょう。祖母が貰ってきた時、新品に近かったとしたら昭和40年代ということになります。三猿ではないけれど、人間も霊長類、サルの仲間ですからね。申年にちなんだ記事ということで。
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by touhen03 | 2016-01-17 07:27 | 骨董市・ガラクタ

油絵の絵葉書 その2

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 これは私が持っている、もう一枚の油絵タイプ。こちらも風景画で、やはり富士山っぽい山と湖(海?)に帆船が浮かんでいます。このタイプの絵葉書の情報を見つけてから、興味を持つようになり、また出てこないかな~と思っています。前の記事の葉書は折れがありましたが、こちらは角が欠けています。格安古絵葉書ばかり物色してますから、私のコレクションは傷物だらけ。でも楽しむには何の支障もありません。あまりお金がかからない、このあたりが紙モノ集めのうれしいところです。
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by touhen03 | 2015-08-31 08:10 | 骨董市・ガラクタ

油絵の絵葉書 その1

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 ずっと不思議に思っていた絵葉書がありました。まるで油絵のような質感で描かれた風景画。絵葉書の素材はもちろん、普通の紙。

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 表面をアップしてみると、こんな感じ。

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 宛名面を見ると、通信欄が1/3で、これは明治末から大正前半頃の特徴です。

 骨董市で買った昭和63年発行の「絵はがき物語」秋山公道著(富士短期大学発行 紀伊國屋書店)に、これと似た絵葉書について載っていました。山と藁ぶきの家と帆船を描いた風景画で、明治40年肉筆とあり、「西洋絵具を使用した」、「油彩絵はがき」と記されていました。今のところ、この本以外に私は情報を持たないのですが、私が物色する安い絵葉書の中で見つけましたので、けっこうたくさん作られたのだろうと思います。日露戦争後、絵葉書ブームが起き、いろいろ趣向を凝らしたものが作られたようですが、その一つなのでしょうか。
 
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by touhen03 | 2015-08-29 06:28 | 骨董市・ガラクタ

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 もしかしたら、あのヒナはニワトリではなかったのかしら。子猫たちは健気に泳ぎまで教えて・・・おっと、よく見ると子猫の毛並が違います。(^◇^)

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 2枚とも前回の絵葉書と一緒に買ったもので、宛名面のデザインは同じですが、同一のシリーズかどうかは不明です。2枚目は特に雰囲気が微妙に違いますね。可愛いものは当時もきっと人気があって、繰り返し発行されたのかもしれません。
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by touhen03 | 2015-08-25 22:51 | 骨董市・ガラクタ

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 可愛い絵葉書が続きましたので、雑誌の付録ではありませんが、こんなのもアップしてみました。この後どうなってしまうのでしょう。これは「可愛い世界」の出来事ですもんね。まさか食べちゃったりなんかしませんでしょう。鳥のヒナって、確か生まれて最初に見たものを親と認識して追いかけるのでしたよね。現実の世界でも、たまに鳥と仲良くする猫ちゃんなんていますし、これはもう、可愛い三匹の子猫ちゃんとピヨピヨちゃんの微笑ましい生活が始まるはずですっ!

 この絵葉書の宛名面は、「きがは便郵」ではなく「きかは便郵」となっています。そして通信欄は1/2。大正後期~昭和初期に作られたようです。
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by touhen03 | 2015-08-23 23:03 | 骨董市・ガラクタ

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 これも同じ時代の少女クラブ絵葉書。こちらは夏休み増刊号の付録で、右下に小さくIKUKOと記されています。どこか聖母マリア様を思わせるような美しいお顔のお嬢様。憂いを含んだ表情は、夏休みの宿題がたくさん残っているのかもしれません。
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by touhen03 | 2015-08-22 07:14 | 骨董市・ガラクタ