カテゴリ:陶片コレクション( 64 )

タンポポ

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 春たけなわで、毎日通る道端も花でいっぱい。タンポポも勢いが良くなりました。タンポポと言えば、確か陶片の中にも咲いていたような・・・そうだ、これです。これ。
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 ほら、タンポポでしょう。ほんとうは網目模様なんですけど、この季節はタンポポに見えてしまいます。昔、タンポポがあまり美しく咲いているので、花瓶に活けてみましたが、タンポポの茎ってストローみたいに中空で、水を吸わないんですね。すぐに萎れてしまいました。あの心の晴れるような明るい黄色のかたまりを摘めるだけ摘んで誰かにプレゼントできたら素敵なのに・・・
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 ほんとうにタンポポをデザインした銅版転写の皿もあります。似島で拾いました。綿毛となって、どこまでも、どこまでも飛んでいけ。冒険者となって、思いもしない遠くまで届け。

なーんて、ちょっと妄想過多のようです。実際は風邪を引いて今日一日咳こんでいました。弱っちいなあ。(ーー;)
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by touhen03 | 2007-04-28 00:44 | 陶片コレクション

7年目の出会い

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これを見てください。明治時代、美濃で作られた小皿ですが、左は2000年に似島で拾ったもの。右も同じ似島で、去年、2006年に拾いました。この二つ、しばらくは気付かずに同じ引き出しの中にしまわれたままでした。ところが・・・
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なんと、この二つはピッタンコ!元は一つの皿だったのです。今回、鞆のページ制作のために、引き出しを引っ掻き回していて、偶然発見しました。7年目にやっとお互いが一緒になれたというわけです。ちょっと感動でしょう。広島湾の干潟では、そう珍しいことではなく、ときどきこんなことがあります。
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by touhen03 | 2007-02-27 22:50 | 陶片コレクション

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これは以前宮島で拾った統制番号皿ですが、タケノコの形をしています。赤絵で描かれた竹の葉がうっすら残っています。
richouken04さんの「時のかけら~統制陶器~」に、笹の葉の美しい型押し皿がアップされているのを見て取り上げてみました。ごく小さな皿なので、こちらは華やかと言うより可愛らしいデザインだったかもしれません。
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「波」とありますので長崎県の波佐見で作られたもののようです。くらわんか茶碗の故郷が作った統制番号入り小皿です。

まさかその後のタケノコ生活とやらを予感して作ったわけではないと思います。たぶん・・・
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by touhen03 | 2007-02-06 09:06 | 陶片コレクション

銅版転写?

以前から気になっているお皿たちです。海岸でときどき出てきます。一見銅版転写なのですが、よく見ると一部分ゴム印ではと思える部分があります。
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写真は宮島、似島、鞆から出たものです。よく見ると、銅版転写紙の繋ぎ目がずれた跡や縁の部分の紙の皺らしいものが見えます。模様の細い線の部分も銅版転写に見えます。(小菊の花の部分は少し迷いますが・・・) ところが、梅の木や花、菊の葉っぱなどは私にはゴム印に見えます。細い線だけを銅版転写で写し、その後からゴム印で模様を付けたなんてことがあったのでしょうか。銅版でなくては出せない線があるのは確かですし、銅版を彫る手間を節約するのは解りますが、なんだか中途半端な手間をかけている気がします。これは銅版転写とゴム印の合成なのでしょうか?ゴム印へ移行する過渡期の皿でしょうか?最近気になって見つけたら拾うことにしています。
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後日談・・・こうやって記事にしてみて、やはりこれ、ゴム印と銅版転写の合成ではないでしょうね。ゴム印を後から押しているなら、銅版転写の破れや継ぎ目の部分に、銅版とゴム印のズレがありそうな気がします。しかし、銅版転写としても、不思議な一群です。ちょっと妙だなと思う時にはたいてい何か理由があるのですけど。ベタッとした雰囲気が好まれたのでしょうか。
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by touhen03 | 2007-02-04 05:32 | 陶片コレクション

材木座の謎の陶片

zaimokuza77さんから頂いた陶片に不思議なものがありました。
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妙な文字が入っています。ちょっと日本のものの雰囲気ではない気がします。
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裏はこんな感じ。そんなに古いものとは思えないのですけど、そうかといって今のものではなさそうに思えます。明治以降の中国モノ??? どうでしょうね。
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by touhen03 | 2007-01-28 21:55 | 陶片コレクション

鞆のウサギ皿 その2

下の記事で扱ったウサギ皿、実はもう一つ拾っています。写真右側が2つ目の陶片です。
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こちらも同じ鞆の干潟で拾いましたから、最初は皿の片割れが出たのかと思いました。でもよく見ると染料の濃さも微妙に違いますし、高台の部分の大きさ、畳付きの部分の形、ドーナツの中央部分の大きさなど違っています。同じデザインの別の皿なんです。高台径は少し違っても、ゴム印部分の大きさは一緒のように思えます。そして、たれ耳ウサギの隣には耳がもう一つ見えます。たぶん同じようなウサギさんがいたのでしょう。絵の角度から考えて、全部で3匹でしょうね。3匹のウサギがお皿の中央を向いているデザインかしらね。(後の1匹が実は亀さんだったりして・・・ウサギだけど笑っていたりして・・・)

ところで、こちらのウサギさんには、手の近くに丸い傷があります。
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重ね焼きの跡です。窯道具の跡付のゴム印皿です。そして裏は蛇の目高台。こんなゴム印皿は他にも拾っていますけど、量産のための技術が新旧取り混ぜて存在する貴重な陶片です。たぶん昭和戦前ではないかと思うのですけど。
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by touhen03 | 2007-01-10 21:54 | 陶片コレクション

たれ耳うさぎ

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以前、鞆で拾った、少し憂い顔のウサギさん。今年がウサギ年なら、お正月記事に登場してもらうところでした。ちゃんとご挨拶してますもんね。ゴム印ですから昭和のものでしょう。裏は蛇の目高台、何か記号?のようなものが記されています。統制番号かと思い、よく見たのですが、どうもよくわかりません。

年末年始はけっこう忙しく、少し残った時間はけっきょく集めた資料を読んで過ごしました。それにしても、もっと時間が欲しいものです。仕事のおかげで陶片を拾いにも行けるのですから、文句を言ってはバチがあたりますけど、潮の干満の差が大きい広島湾では、潮の良い時でないと陶片は拾えませんから、海岸や河口で拾えるのは月に2回程度。それに家のそばの川でも加われば良い方です。拾った陶片の整理がついてくるのですから、現実はそのくらいで丁度よいのですけど。でも他の人から見たらビーチコーマーと言えないくらいかもしれません。(>_<)親があまり年を取り過ぎないうちに、有田の川からサンプルになる陶片を、たくさん拾っておきたいけれども、3日間も旅先で拾い続け、大量の陶片を洗って整理した後は、疲労がなかなか抜けず、その月は他のことがあまりできないんですよね。(^^ゞ 一方、鞆は埋立計画がありますから、最優先で毎月拾いに行っていますが、そうなると残りの1回で、宮島、似島、八幡川、その他の海岸というわけで、なかなか新しい海岸を開拓できませんです。干潮時の干潟を歩くので、広島では海岸のハシゴは殆どできません。(しみじみロスの多い不便な場所だなあ)

今のところ元気な親と同居しているロクデモナイ娘とはいえ、まさか好きなことだけやるというわけにもいかない。でも陶片窟の改装もしたいし、陶片の整理もしたいし、資料も読みたい。ま、ちょびっとずつやって、有田、広島の海岸、頂き物など、2200個くらいは、ざっと整理したが、まだまだ残っているし、もっと丁寧な仕分けもしたい。これ以上は放っておきたくない陶片窟の改装準備にかかっているけれど、総論的なHPと、休眠状態のブログをうまく繋ぐのが鍵だなあ。

ぜんぶはできないのだから何を選ぶのか、正月いろいろ考えたのだが、海岸は鞆が優先。何しろいつ埋め立てられるかわからないのだから。宮島は一番良いモノが出る場所なのだけど、10年歩いて、ある程度出るものは出ているので、今年は他の場所を優先しよう。ちょっと気になるけどね。有田の川も気になるけれど、あれも今年は行かないくらいの気でいよう。うわ・・・(>_<) 陶片の整理は、知識の基礎だから抜かせない。といって時間がかかるんよね。コツコツやるしかない。でもこれ楽しいんだなあ。陶片部屋にこもって。仕事なかったら、1ヶ月くらいこもっててもいいぞ。へへへ・・・ エマさんやMAKOTOさんに頂いた、鎌倉の上質の青磁などは私にとってかけがえのない資料&宝物なのだけど、江戸の染付以上に知識がないので、側に置いて楽しむ以外、まだまだ整理ができていないの。貴重なものを頂いたからには、もっと調べて、いろいろ報告したいのだけど、そこまでいっていない。ほんとうに美しくて心がとろけそうになる陶片達なんだけど。

それでもなんとか陶片窟の改装をしたい。頭の整理にもいいしね。暇を作っては、ちょっとずつやりましょう。と思ってます。なんかブツブツとうるさい今回でした。
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by touhen03 | 2007-01-08 01:06 | 陶片コレクション

陶片を切り取る

陶片の一部を切り取ってみました。陶片からペンダントを作った時のように、また違った世界が楽しめます。
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上の二つは染付便器の破片です。2枚目は頂き物。そよ風に吹かれて、自然のなかで・・・という趣向でしょうか。
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幕末の馬の目皿のです。お皿の中に太陽系があります。
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ネックレスです。どこにでもありそうな、型紙摺りタイプの印判皿です。
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銅版転写の皿ですが、よく見るとこの模様、ずいぶんと凝っています。

たまにはこんな楽しみ方もありですね。
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by touhen03 | 2006-11-22 23:50 | 陶片コレクション

お江戸のコウモリさん

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これは皆、宮島で拾った江戸時代のコウモリ柄陶片です。今、急いで電灯の下で撮ったので、良い写りではないですけど。私はドラキュラと無縁のお江戸のコウモリさんが好きなんです。なんともヒラヒラと可愛いです。中央のは、宮島ですが、大鳥居の干潟ではなく、多々良潟という、観光客のほとんど訪れない場所で拾いました。右側のヒゲのような部分は、完品を骨董市で見る機会があり、コウモリの羽?とわかりました。このコウモリ柄の素晴らしい器を、浜辺の達人さんの「漂着陶磁器」の、気ままな画像掲示板で見ることができました。無傷で漂着したコウモリ文の鉢が出ています。(※ 現在では掲示板の保存期間が過ぎて、見ることができません。2007年1月)
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これはオマケ。10月の写真だけど、宮島の風景。わりときれいに写りましたので。
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by touhen03 | 2006-11-11 21:48 | 陶片コレクション

馬と将棋の駒の飯茶碗

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少し前にいろいろなブログで話題になったデザインの岐の統制番号入り飯茶碗です。47は会社の側の今は埋め立てられた河口で、33の方はMAKOTOさんからの頂き物です。どうも各地の情報では55もあるようですね。こんなにたくさん見つかるところを見るとよく売れたのでしょう。たしかに質素ではありますが、楽しいデザインです。時代の制約の中で、精一杯生活を楽しむ心が感じられます。

陶片狂は元気ですが、外に向かって表現するほどでなく、やや低空飛行が続いています。しかし、考えてみれば、写真だけでもアップしとこう。たいして文は書かなくても。
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by touhen03 | 2006-11-08 09:20 | 陶片コレクション