カテゴリ:広島市内の川( 63 )

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 広島市内を流れる天満川で拾った、溶けたガラス壜です。これを拾ったのは原爆の爆心地から1.18キロの広瀬橋に近いあたりでした。

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 飴のようにぐにゃりと歪み、底の近くは溶けて板状になっています。これが原爆によるものなのか、ひょっとして何かの火災にあったのかはわからないのですけれど。

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 広瀬橋付近から見た天満川です。岸近くの泥の中には陶片もけっこうあり、こんな場所から下りて拾うことができます。

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 そして溶けたガラス製品を見つけることがあります。これは最近拾った、壜の底ではないかと思うカケラです。

今日は8月6日。70年前、広島に原爆が投下された日です。
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by touhen03 | 2015-08-06 00:08 | 広島市内の川

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 上段は左端が銅版転写皿。ここの干潟にしては、これでも大きな破片です。残り3つは型紙摺り。前回型紙摺りを拾いませんでしたが、これも本来は拾わないレベルの小片です。

 下段左端は少し前の記事で取り上げた深川製磁製の碗。隣の破片二つは防衛食容器で元々は一つの容器だったようです。右端も昭和っぽい桜の吹き墨の蓋。断面が緑に見えるのは汚れです。広島市内の川で拾った陶片は一度漂白剤に浸けたくらいでは落ちません。このままだと臭って、陶片部屋での集団生活をさせられませんので、再び漂白剤のお風呂に入れました。2回浸けるとさすがに玉の肌となります。

 元安川、原爆ドーム下の干潟で拾った陶片は以上ですべてです。
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by touhen03 | 2015-03-07 09:04 | 広島市内の川

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 再び原爆ドーム下の干潟で拾ってきた成果はというと・・・今回は用事のついでで時間もありませんでしたし、潮の状態も良くありませんでしたから、てんこ盛りというわけにはいきませんでした。

 上段は右端が前回の記事で紹介した謎の陶片で、残りは江戸陶片か、その可能性の高いもの。左端の蛸唐草はたぶん瓶の一部で、その隣は段重。白粉などを入れた蓋付の容器で、縁に釉を剥いだ痕があります。その隣2つは19世紀っぽい江戸モノ碗か。

 下段左は古いすり鉢。ざっと洗ったところで写したのでまだ汚れがしっかり残っています。右側の容器は福山市鞆の干潟から山ほど出てくる戦前の保命酒容器とそっくりです。底の周囲が面取りされています。これが特徴なんです。備前ではこの面取り、あまり多くないそうです。興味を持って、見つけたら拾っています。
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by touhen03 | 2015-03-07 08:41 | 広島市内の川

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 あった、江戸モノ!と拾った陶片。表の柄を見ると幕末の瀬戸・美濃系と思ったのですが、持ち帰って泥を落としてみますと、むむむ・・・

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 見込みの模様、たいていは外側と同じように、水分をたっぷり含んだ感じのワンポイントですけどね。これ、もしかしたら銅版転写ですかねえ。

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 銅版転写にしては線にシャープさがないですかしら。最近私は目が悪くてね・・・でも、手描きに薄いダミだとしたら、外側との雰囲気の差はすごい。この手の雑器にわざわざやりますかね。もし銅版転写なら、この陶片、少なくとも明治半ば以降のものということになります。これがなかったら幕末モノの瀬戸・美濃系と思ったでしょう。小さな破片というものは怖いです。
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by touhen03 | 2015-03-04 07:24 | 広島市内の川

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 1週間後に再び訪れた原爆ドーム下の元安川。この日の干潟はほんの少ししか出ていませんでしたが、それでも行った甲斐がありました。深川製磁製の桜の碗がまた出たのです。写真中央の高台付きの破片がそうです。富士山に流水のマーク入り!

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 そして、見てください!この前拾った破片とぴったり合ったのです。

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 断面を比べてみました。下は前回拾った碗の方です。外側に反っています。桜の花びららしいものがほんの少し残っていましたので、どちらも絵柄はほぼ一緒だったのではと思います。サイズも同じくらいか。 
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by touhen03 | 2015-03-03 08:12 | 広島市内の川

原爆ドーム下の干潟再び

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 拾い残しがなんだか気になって、1週間後に再びドーム下へやってきました。写真は原爆資料館へ寄った後で、元安橋の上から補修中の原爆ドームを撮ったものです。

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 こちらは以前一度アップした絵葉書ですけど、ちょっと思いついて、上の写真と並べてみました。
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by touhen03 | 2015-02-28 21:38 | 広島市内の川

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 今回の元安川、原爆ドーム下の干潟の陶片は計40個。その内訳は

江戸時代、あるいは江戸時代の可能性のある染付・青磁13
古いすり鉢2、明治の手描き鉢1、銅版転写皿3
砥部産の可能性の高い、近代蛇の目釉剥ぎ・近代目跡付き2
防衛食容器3、統制番号入り2、統制番号入りかもしれない子供茶碗1、
国民食器3、深川製磁製の碗1と桜花柄の小片2
昭和っぽい吹き墨富士山柄の皿1、ゴム印タイプ2、
電熱器の一部1、陶製フック1、その他近代モノ2

 どんな場所でも顔を出す型紙摺り陶片が今回はありません。実はまったく無かったわけではなく、数センチの破片なら幾らか見ましたが、柄も珍しいものではなかったので拾いませんでした。江戸モノと、昭和っぽい陶片が多いという、ちょっと変わった構成です。
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by touhen03 | 2015-02-22 09:38 | 広島市内の川

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 上段左3つは防衛食容器。陶製の缶詰容器で戦時下の金属代用品です。左から3つ目は底です。茶色の小さな丸い円が見えますから有田かなあ。上段右2つは戦時下の統制番号入り。どちらも数字が読みにくくて、右端は「岐7●」、その隣は「岐1●●」、これは湯呑でしょうか。ひょっとしたら容器の底かもしれませんが、それにしては釉が丁寧な気もします。

 下段左端は電熱器の一部。その隣は陶製フック、そして残りは国民食器です。

 原爆ドーム下は、今回、江戸陶片と昭和モノがよく出ました。
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by touhen03 | 2015-02-20 20:00 | 広島市内の川

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 上段左端は目跡のある近代皿です。それも、ちょっと昭和っぽい雰囲気。砥部産かもしれないです。隣の小皿は蛇の目釉剥ぎがあります。ちょっと青磁っぽく写ってますが、実際はもっと薄い色です。これも近代かなと思っています。上段中央は深川製磁の「富士に流水」のマーク入り。無地ではなく、端の方に花びらの先端部分らしいものがありますので、右端二つのような桜の花が付いていたのかもしれません。縁は外側に反っていますが、右端の桜の小片2つは縁が真っ直ぐで、ややぼってりしています。縁の厚みも違いますので3つとも別々の器だったようです。シンプルなこの手の桜のデザイン、ときどき出てきます。小片の方は、1週間後にちょっとした発見がありました。

 下段左端2つは昭和のゴム印。福の字入り陶片を拾わないと、次から神様が良い陶片を出してくれないような気がするのです。その隣は吹き墨っぽい富士山柄の皿。右端は前の記事で取り上げた子供茶碗ですが、その隣は・・・さらにほんの少し小さいです。子供茶碗というより湯呑かなあ。微妙な大きさです。
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by touhen03 | 2015-02-17 23:20 | 広島市内の川

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 上段左2つは古いすり鉢。江戸時代には櫛目は一面に施されるようになっていたそうですが、それでも今の櫛目とはまるで違います。ただ今回拾ったのは、このタイプのものとしては櫛目がそろってます。このあたりに微妙な時代差があるのかしら。もっと詳しく知りたいと思いつつ、そのままになってます。すり鉢の隣は明治の鉢の破片。ちょっと小ぶりなもの。上段右端は霊芝文かな。近代モノのようです。

 下段は銅版転写皿3つ。左端のがっちりしたタイプは多色刷りですが、そのわりに雑です。目跡はありません。真中は前の記事で取り上げた宮島っぽい柄の皿。
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by touhen03 | 2015-02-16 00:07 | 広島市内の川