材木座の謎の陶片

zaimokuza77さんから頂いた陶片に不思議なものがありました。
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妙な文字が入っています。ちょっと日本のものの雰囲気ではない気がします。
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裏はこんな感じ。そんなに古いものとは思えないのですけど、そうかといって今のものではなさそうに思えます。明治以降の中国モノ??? どうでしょうね。
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by touhen03 | 2007-01-28 21:55 | 陶片コレクション

今年最初の鞆の収穫

さて、あまりたいしたものはなかった今回ですが、数だけはたっぷり拾いました。オードブル風に盛り付けてみました。全部で95個。昭和の陶片が多くて、見方によってはただのゴミですが、しかし、これがけっこう面白いです。付け合せにガラス製石蹴りも盛りました。
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上段は18世紀半ば以降の江戸陶片、ただし中央は高台の部分がちょっと近代っぽい気もします??? 中段左の3つは陶製おろし金、右の二つはウイロー・パターン、大きな方はコーヒーカップなのか、取っ手の跡があります。下段左端は型紙摺りタイプの星マーク。星ならすべて陸軍というわけでもないでしょうが気になります。その隣も型紙摺りで、一瞬鉄道マークかと思いましたが、よく見ると違ってました。下段中央は17~18世紀前半くらいの唐津の皿。今回みたいにパッとしない時でも、18世紀半ばのラインより古いものが一応は見つかるんです。その隣、高台内に星にRという文字が入っています。この陶片があるので、この写真サイズを大きめにしました。クリックしてみてください。これはノリタケです。1934~1954年(昭和9~27年)まで使われたマークなんです。模様の部分が残らず残念ですが、微かな痕跡から正体がわかるとうれしいもんです。下段右端はタイル。鞆の古い家にあったものでしょう。
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これも大きなサイズの写真です。上段は右端が醤油樽、あとは保命酒の容器です。左から二つ目は角瓶タイプ。拾ったのは2度目です。→元の形です。四角な瓶がそれです。この破片のように裏に釉薬がかかっているタイプは比較的新しいものだそうです。以前拾ったものは胴体部分は完全なものでしたから、こうして容器の内側を見ることができてうれしいです。下段は左の3つが統制番号入り陶器です。左から瀬23、瀬593(599の可能性もあり)、有15。瀬戸の二つはいかにも昭和らしいデザイン。有田のは手描きですね。下段右から2番目もよくあるゴム印皿ですが、大福帳の絵があります。右端はオタフクの絵の銅版転写皿。小さな破片ですが楽しい絵です。
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by touhen03 | 2007-01-18 23:18 |

初拾いは鞆

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鞆へ行ってきました。今年最初の海岸歩きです。(^^ゞ あいにくの小雨、潮も最高ではないですが、とにかくねばって拾いました。今回はあまり目の覚めるようなものはなく、雑魚が多かったです。でも、それなりに面白いものが拾えたと思っています。今はみんなハイター風呂に入っています。しかし、疲れたです。雨の日は荷物を置いて歩けないので大変です。雨がっぱは邪魔だし。干潟で足がつったのには参りました。でも連休なので構わず歩きましたけどね。
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雨の日のドブ干潟はなんともうら寂しい。でも、宝の干潟なんです。
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by touhen03 | 2007-01-17 00:04 |

鞆のウサギ皿 その2

下の記事で扱ったウサギ皿、実はもう一つ拾っています。写真右側が2つ目の陶片です。
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こちらも同じ鞆の干潟で拾いましたから、最初は皿の片割れが出たのかと思いました。でもよく見ると染料の濃さも微妙に違いますし、高台の部分の大きさ、畳付きの部分の形、ドーナツの中央部分の大きさなど違っています。同じデザインの別の皿なんです。高台径は少し違っても、ゴム印部分の大きさは一緒のように思えます。そして、たれ耳ウサギの隣には耳がもう一つ見えます。たぶん同じようなウサギさんがいたのでしょう。絵の角度から考えて、全部で3匹でしょうね。3匹のウサギがお皿の中央を向いているデザインかしらね。(後の1匹が実は亀さんだったりして・・・ウサギだけど笑っていたりして・・・)

ところで、こちらのウサギさんには、手の近くに丸い傷があります。
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重ね焼きの跡です。窯道具の跡付のゴム印皿です。そして裏は蛇の目高台。こんなゴム印皿は他にも拾っていますけど、量産のための技術が新旧取り混ぜて存在する貴重な陶片です。たぶん昭和戦前ではないかと思うのですけど。
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by touhen03 | 2007-01-10 21:54 | 陶片コレクション

いろは丸の陶片

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郵便ポストのある建物が鞆の「いろは丸展示館」です。小さな資料館ですが、鞆の近くで沈没した、海援隊の船いろは丸から引上げられた遺物を展示しています。
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いろは丸の陶片たち。坂本竜馬の使ったものもあったかも・・・

今月後半には、鞆に初詣しようと思っています。
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by touhen03 | 2007-01-10 07:08 |

たれ耳うさぎ

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以前、鞆で拾った、少し憂い顔のウサギさん。今年がウサギ年なら、お正月記事に登場してもらうところでした。ちゃんとご挨拶してますもんね。ゴム印ですから昭和のものでしょう。裏は蛇の目高台、何か記号?のようなものが記されています。統制番号かと思い、よく見たのですが、どうもよくわかりません。

年末年始はけっこう忙しく、少し残った時間はけっきょく集めた資料を読んで過ごしました。それにしても、もっと時間が欲しいものです。仕事のおかげで陶片を拾いにも行けるのですから、文句を言ってはバチがあたりますけど、潮の干満の差が大きい広島湾では、潮の良い時でないと陶片は拾えませんから、海岸や河口で拾えるのは月に2回程度。それに家のそばの川でも加われば良い方です。拾った陶片の整理がついてくるのですから、現実はそのくらいで丁度よいのですけど。でも他の人から見たらビーチコーマーと言えないくらいかもしれません。(>_<)親があまり年を取り過ぎないうちに、有田の川からサンプルになる陶片を、たくさん拾っておきたいけれども、3日間も旅先で拾い続け、大量の陶片を洗って整理した後は、疲労がなかなか抜けず、その月は他のことがあまりできないんですよね。(^^ゞ 一方、鞆は埋立計画がありますから、最優先で毎月拾いに行っていますが、そうなると残りの1回で、宮島、似島、八幡川、その他の海岸というわけで、なかなか新しい海岸を開拓できませんです。干潮時の干潟を歩くので、広島では海岸のハシゴは殆どできません。(しみじみロスの多い不便な場所だなあ)

今のところ元気な親と同居しているロクデモナイ娘とはいえ、まさか好きなことだけやるというわけにもいかない。でも陶片窟の改装もしたいし、陶片の整理もしたいし、資料も読みたい。ま、ちょびっとずつやって、有田、広島の海岸、頂き物など、2200個くらいは、ざっと整理したが、まだまだ残っているし、もっと丁寧な仕分けもしたい。これ以上は放っておきたくない陶片窟の改装準備にかかっているけれど、総論的なHPと、休眠状態のブログをうまく繋ぐのが鍵だなあ。

ぜんぶはできないのだから何を選ぶのか、正月いろいろ考えたのだが、海岸は鞆が優先。何しろいつ埋め立てられるかわからないのだから。宮島は一番良いモノが出る場所なのだけど、10年歩いて、ある程度出るものは出ているので、今年は他の場所を優先しよう。ちょっと気になるけどね。有田の川も気になるけれど、あれも今年は行かないくらいの気でいよう。うわ・・・(>_<) 陶片の整理は、知識の基礎だから抜かせない。といって時間がかかるんよね。コツコツやるしかない。でもこれ楽しいんだなあ。陶片部屋にこもって。仕事なかったら、1ヶ月くらいこもっててもいいぞ。へへへ・・・ エマさんやMAKOTOさんに頂いた、鎌倉の上質の青磁などは私にとってかけがえのない資料&宝物なのだけど、江戸の染付以上に知識がないので、側に置いて楽しむ以外、まだまだ整理ができていないの。貴重なものを頂いたからには、もっと調べて、いろいろ報告したいのだけど、そこまでいっていない。ほんとうに美しくて心がとろけそうになる陶片達なんだけど。

それでもなんとか陶片窟の改装をしたい。頭の整理にもいいしね。暇を作っては、ちょっとずつやりましょう。と思ってます。なんかブツブツとうるさい今回でした。
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by touhen03 | 2007-01-08 01:06 | 陶片コレクション

許印の皿

戦前の陶磁器の中に、許というマークのついたものがあります。これは物価統制令下、公定価格が決められた中で、値上げが許可されたものの印だそうです。「時のかけら~統制陶器~」に詳しく載っている、この許マーク付の小皿を私も持っていましたので紹介します。骨董市で買ったものです。
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「時のかけら~統制陶器~」で紹介された子育てする鶴に少し似ています。でもヒナは残念ながら描かれていません。
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どうも、許印の小皿には共通の雰囲気があるのでしょうか。多色刷りゴム印の美しい器です。こちらの許マークは黒いインクです。珍しいそうです。

この許マーク、まだ海岸からは拾っていません。今年こそは見つけてみたいものです。
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by touhen03 | 2007-01-02 19:34 | 骨董市・ガラクタ