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 神様あんまりな!と、つい恨み言の一つも言いたくなるこの破片。青い小瓶はいろいろな薬瓶に使われていますが、これはもしかしたら「漂着物事典」にも載っている、あの憧れの神薬瓶だったのでは・・・?少なくともその可能性はありますよね?ね?神薬は「びんだま飛ばそ」(庄司太一著)によりますと、明治から昭和まで長期間、いろいろなメーカーによって作られた万能薬です。最初の頃はモルヒネやクロロホルムを使ったかなりヤバイものだったそうですが、私が拾ったモノは初期のモノとは形が違うようです。
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 鞆の干潟はガラス片も多く、しかも青いガラス片がよく見つかります。もちろん鞆でも薄緑色や白や透明なガラスがほとんどで、山ほどあるわけではありませんが、行けば必ず幾つか拾えます。他の広島の海岸や川に比べて目立ちます。鞆の干潟には古い薬瓶が多いのかもしれません。ただし、どういうわけか粉々なんです。たいてい元の形がわからないほどなので拾いませんでしたが、首の部分を見つけてから、「いつか出て来い青い小瓶」と唱えながら粉々ガラスも拾って帰るようになりました。この次は丸ごと出てくれますかしらね。
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by touhen03 | 2008-02-26 00:11 |

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 鞆で拾ったペロペロ。バックの色が違いますが、それぞれ一番写りが良かったのです。(^^ゞ かなり摩滅しています。外側にイボのような突起がありますが、実はその上にも、よく見ないと判らない程度の突起があります。もしかしたら小さな取っ手があったのかもしれません。

 ペロペロとは、小さなガラス製の容器に入った砂糖菓子です。食べた後、ままごとの食器として使うことができました。昔、駄菓子屋さんで売っていたようです。海岸でも拾われて、いろいろな方のブログに出てくる人気者でもあります。私もやっと1つ、完品ではありませんが拾うことができました。\(^◇^)/
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 これは頂き物のペロペロです。北海道のお菓子問屋さんの跡地から拾われました。ベーゴマ型のものもあります。たぶんこれもペロペロの一種か。
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by touhen03 | 2008-02-25 23:35 |

2月22日の鞆

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 保命酒の容器だろうと思って拾いました。本来なら、小さな破片ですし、わざわざブログの主役にはならなかったでしょう。ところが・・・
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 これを見てください。いつも拾った後で寄ることにしている「保命酒屋」さんに、同じものではと思える容器が置いてありました。ここまで劇的に元の姿を復元できるとうれしいですね。
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by touhen03 | 2008-02-25 00:08 |

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 近代モノで、状態も良くないのですが、たぶん仏飯器ではないかと思います。青い仏飯器、実は初めて拾いました。東日本の方はけっこう良く見かけるそうですが、私は今まで拾ったことがありません。もっとも近代モノの仏飯器は比較的最近まで収集対象ではなかったので、以前はあっても気付かなかったかもしれません。これから小さい破片も注意してみようと思っています。
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by touhen03 | 2008-02-24 23:59 |

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 上右は防衛食容器の縁の部分です。左側もたぶん底だろうと思います。防衛食容器とは、戦時中、金属の不足を補うために作られた、陶製の缶詰容器で、鞆からは以前、蓋の部分が出ていますので、これで3つ拾ったことになります。

 下の破片は軍隊用食器かもしれないと思って拾いました。以前、鞆の雁木下で拾ったものには、ちょうど星のマークが残っていましたが、そうそう運良くはいきませんね。
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by touhen03 | 2008-02-24 23:42 |

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 備前の角瓶タイプの破片です。これよりももっと大きなものもあるようですが、私が拾ったものの中では大きい方です。→以前拾った保存状態の良い備前角瓶と、入江保命酒資料館の角瓶
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by touhen03 | 2008-02-24 23:13 |

2月22日の鞆

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 2ヶ月ぶりの鞆の干潟です。このごみごみした雰囲気はいつ見ても良いものです。お宝がぎっしり詰まってますからね。
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 実は期待した割には、古いモノは出ませんでした。江戸時代の雑器の小片が幾つか出たくらいで、その点では肩透かしを食ってしまいました。保命酒の容器だけは、たっぷり拾いました。これは拾うつもりなら幾らでもありますが、今回は備前角瓶の大きな破片や、お土産用の手のひらサイズの壷、狸徳利も、顔や手足の可愛い部分がたくさん出てきました。
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by touhen03 | 2008-02-24 22:19 |

汽車茶瓶

 列車の旅での飲み物は、今ではペットボトルや缶入りですが、かつてはお茶を陶製やガラス製の茶瓶に入れて、駅弁と一緒に売っていました。使い捨て容器でしたから、飲み終わったら捨てられる運命でした。そんな汽車茶瓶の破片をほんの少しだけ拾っています。
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動輪マーク入りの汽車茶瓶と、汽車茶瓶ではないかと思う小片。
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茶瓶の内側です。型に生地を流し込んで成型したのでしょう。
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こんなに薄いんです。さすが使い捨てです。
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「変わりゆく旅の器たち 汽車土瓶」(豊田市民芸館 第九回特別展汽車土瓶展図録)を読むと、元はこんな形をしていたようです。写真を元にイラストに描いてみました。針金製の取っ手がついています。蓋の代わりに、小さな湯のみが乗っていました。

 動輪マークの入った欠片は、上記図録の昭和34年、糸崎駅のものにそっくりでした。糸崎駅は広島県三原市にある駅で、私が鞆へ行くときには必ず通ります。ここだけのデザインだったかどうかは不明ですが、どうやらポリ容器製へと変わっていく、陶製茶瓶時代最後の頃のものらしいです。小さな欠片の方は「空瓶は腰掛けの下へ」とでも書かれていたのでしょう。茶瓶の胴にはこの言葉がよく記されていたようです。

 駅で売られたお茶は、最初の頃は益子焼の土瓶などをそのまま使っていたそうですが、次第に専用の汽車土瓶、汽車茶瓶が作られるようになりました。そのうち、もっと古い時期のものを拾えたらなあと思っています。
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by touhen03 | 2008-02-23 22:54 | 陶片コレクション

国鉄モノ陶片

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 今回近所の川で拾った国鉄モノ陶片です。高台内に廣鐵の文字が見えます。ただそれだけの器です。でも、このタイプ、ここであと2つ出ています。高台内の円の中に、どうやら廣鐵食?の四文字がゴム印で付けられています。たぶん廣鐵食堂か。廣鐵食堂は元国鉄マンに聞いたところ、職員食堂らしいです。
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 12年間で広島の海岸や川で拾った国鉄モノ陶片の表と裏です。高台内に海田市駅と書かれた容器のフタも含め、全部で13個。そのうち4個を近所の小川で拾いました。右側の4個がそうです。同じように見えますが、見込みに動輪マークのあるもの、無いものがあり、断面の厚みもそれぞれです。

 どんな海岸や川も、何度も拾っていると、その場所の特徴、個性が出てきます。近所だという、それだけの理由で拾いに行く小川も例外ではありませんでした。僅か4個とはいえ、偶然ではなさそうな背景がありました。ここから比較的近い位地にある瀬野駅~八本松駅間は、瀬野八と呼ばれる急勾配の難所で、機関車1台だけでは足りず、最後尾に補助車を付けて押して進んだのだそうです。そのため、かつて瀬野駅には機関区があり、周辺の地域の人達がたくさん働いていました。この小川の周辺でも国鉄マンの家がわりに多かったのです。農村地帯だったので、国鉄で働いては、非番の日には農業をしていたそうです。今では広島市のベッドタウンとなり、その頃の風景は消えてしまいましたが、小川は地域の小さな歴史をちゃんと覚えていたのかもしれません。

そうは言っても、廣鐵食堂の文字入り茶碗。これはきっと食堂の備品ですよね。そんなもんがなんで出てくるのでしょうね。新しい茶碗に買い換えた時にでも貰ったり、安く買ったりしたんでしょうか?
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by touhen03 | 2008-02-22 00:28 | 陶片コレクション

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 久しぶりに近所の川を歩きました。以前ここは川底が砂地で、とても歩きやすい川でした。ところが、去年くらいから一年を通じてやや水量が増え、川底に小石が多くなり、その小石をずるずるの藻のようなものが覆うようになりました。本流の瀬野川の川底にそっくりになってきました。
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 川底はこんな感じです。以前の写真と比べてみてください。滑りやすいので、杖代わりのボロ傘を持っていきましたが、歩くのに以前の倍の時間がかかります。
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 これが今回の収穫です。小さな江戸陶片に明治モノ、下段右端の銅版転写皿には、重ね焼きの跡があります。一番うれしかったのは、下段左から2つ目、高台内に廣鐵の文字があります。国鉄の茶碗です。この川からは以前も幾つか拾っています。
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by touhen03 | 2008-02-18 23:12 | 海田町の川