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旧海軍兵学校の川

 海上自衛隊の門から、敷地に沿って歩きますと、途中から小さな川と出合います。本浦川です。(←地図をリンクしてます)明治時代から海軍兵学校だった場所。これは何かあるのでは?と、めぼしをつけて行ったのですが・・・
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 最初はこんな感じです。しまった!と思いましたよ。幾らなんでもこれ、川じゃなくて溝では・・・上からのぞいてみても、このあたりでは特に陶片が多いようには見えませんでした。
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 下流に行くにつれ、川らしくなってきましたので、ちょっとホッとしましたが、それにしても妙な風景です。鉄骨がずっと渡してあるんです。この手の工事のことはまるで解かりませんが、これってたぶん上に鉄板を被せるつもりなのではないかしら。近い将来ここは暗渠になるのでは。今回来て良かったのかもしれません。
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 幾らか川幅の広くなったあたりで川底を見ると、確かに陶片があります。それもこんな上から目立つのですから、かなりの量です。「陶片川だ!」急に胸がドキドキしてきました。これはおもしろいかも。でもこの本浦川、どこまで歩いても(河口までせいぜい700メートル足らずですが)まったく降りる場所がないのです。地図を見るとこの川は海上自衛隊の敷地と、江田島小中学校の間を通って海に注いでいました。もしも河口一帯が干潟になるなら、小中学校側から歩いて河口へ出られるかもしれません。仕方がないので遠回りしてみることにしました。

例によって、まったりと続いてすみませんです。でも、この川、歩いてみたらけっこう大冒険だったのです。
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by touhen03 | 2008-04-30 22:48 | 広島の島

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 21日は広島港から高速船に乗り、20分ちょっとで江田島の小用港へ。ここからバスに乗り、海上自衛隊第一術科学校前で下車。例のメガホンがここの自衛隊学校のものかどうか確認し、その後、自衛隊の敷地のそばを流れているらしい本浦川を目指して歩きました。

 まずは江田島の位置です。広島湾でひときわ目立つ大きな島の二股になった部分の東側です。現在は周りの町と合併して江田島市となり、なおかつ橋によって本土と繋がっていますが、昔は能美島と江田島に別れていましたので、埋立によって一つの島になった今も、それぞれ能美島、江田島と呼ばれているのです。

 20日に拾いに行った切串は島の北側ですが、小用港は島の東側です。ここから島を横断して、海上自衛隊の敷地まで行きます。
 29日のお昼頃、20000ヒット達成しました。\(^◇^)/ 皆様のおかげです。ありがとうございました。次回から、本浦川と江田島小中学校裏の干潟シリーズです。

なんとか地図をリンクしましたが、どうも微妙に自由にならないです。でも、まあ、この地図でもなんとか・・・あー、疲れた。
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by touhen03 | 2008-04-30 01:22 | 広島の島

どどーん、潜水艦だ!

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 21日、再び江田島へ行きました。切串はフェリーでしたが、この日は高速船に乗って小用港へ。海上自衛隊の第一術科学校周辺の海岸や川を漁ることにしたのです。途中、なんと潜水艦とすれ違いました。なるほど、まさに鉄のくじらって感じです。

 実は・・・私にはあまり大きな声で言えない嗜好があります。軍艦の類が好きなんです。と言っても、細かい知識などはまるで無く、呉の海で軍艦を見るたび、夢中で眺めてしまう・・・というだけのことですけど。軍艦だの、潜水艦だのはもちろん戦争の道具で、国を守るためとか、世界の平和のためとか、どんな立派な理由にせよ、戦争になれば人が死にます。それなのに軍艦をおもしろいと思うのは、どうも後ろめたい気がします。自衛官さんのように、国を守るという信念でもあるのならまだしも、純粋に軍艦を見るのが好きというのはどうも気が咎めるのです。

 そもそもきっかけは何年も前、会社の友人達と呉の軍艦を見学に行ったせいです。呉の海上自衛隊では一般公開の日があって、軍艦の内部を見学できます。その日は私達見学者を乗せて、広島湾をまわってくれました。軍艦の内部は迷路のようで、どこを見ても、不思議な形でいっぱいでした。私にはそれが何かは解からないけれど、灰色の無機質な奇妙な形が私の周りに溢れていました。軍艦は変な形がいっぱい集まってできているんです。大きな工場地帯でも、金属のパイプが建物にぐにゃぐにゃと変な形に剥き出しに集まっていて、金属でできた臓物のようですけど、軍艦は金属の奇妙な形がもっと繊細です。私は軍艦の部品から目を離すことができず、心の底でしまった・・・と思っていました。まさか軍艦なんかが心の引き出しの一つに入り込むとは予想もしなかったからです。今でも私は軍艦にちっとも詳しくないです。名前も覚えていないし、知識はゼロです。それなのに呉へ行くと軍艦を探してしまう変な私がいます。

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 潜水艦の上に人がたくさん乗っています。これ肉眼ではすごくよく見えました。よく滑って落ちたりしないものです。
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by touhen03 | 2008-04-29 00:35 | 広島の島

野苺ロード

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 切串の道路端は野苺だらけです。数年前に訪れた時は、真っ赤に色づいた野苺でいっぱいでした。ただ、こんな場所ですので、どうも口に入れるのはためらわれるのです。もしかしたら、そんな事情に守られて、人工干潟へと続く、人通りの多いこの道で、野苺は毎年花を咲かせ、実をつけているのかもしれません。
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 野苺の中に埋葬された大型の浮子です。
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by touhen03 | 2008-04-28 23:19 | 広島の島

可愛いモノみっけ!

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 昔はどこにでもあったタイル張り、いつの間にか家の周りから消えてしまっています。昔はお風呂だってタイル張りでしたね。切串港へ行く道のそばで、これを見つけたとき、思わず可愛い!と思いました。持ち主の方も、きっと捨てかねたのでしょう。植木鉢の台として使われていました。
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by touhen03 | 2008-04-28 23:00 | 広島の島

切串、港近くの風景

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 広島の川や海岸には、雁木がけっこう残っています。船の繋留されていたあたりにも陶片がちらほら見えたのですが、拾う時間がありませんでした。ちょっと心残りなんです。牡蠣養殖の道具と発泡スチロールで埋め尽くされた猫の額のような干潟。広島湾に多い風景です。
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by touhen03 | 2008-04-28 22:47 | 広島の島

切串港近くの小さな干潟

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 20日の江田島、切串では、人工干潟の他に、港近くの小さな干潟でも陶片を拾いました。人工干潟からの帰りで、既に潮が満ちてきていましたが、それでも陶片はあちこちに見られました。
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 とても狭い場所なのですが、それでも江戸時代から昭和戦前まで、ちゃんとひととおり出てきました。上段左端は18世紀のくらわんか皿、真ん中はおもに明治の型紙摺り、右端は明治~昭和戦前の銅版転写皿です。下段は昭和の器達です。右端は緑の縦縞タイプですが、・・・これは横縞ですね。このタイプ、共通の雰囲気を持ちながら、よく見ると少しずつバリエーションがあるようです。
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 下段左端の飯茶碗には東陽軒平八製の銘があります。この銘のある陶片は時々出てきます。模様はたいていゴム印で、和風のデザイン、私が今まで拾ったのは飯茶碗か碗の類で、皿は拾ったことがありません。久しぶりに良い保存状態の東陽軒平八製を見つけました。
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by touhen03 | 2008-04-28 00:12 | 広島の島

サルノケツガイ

江田島切串、人工干潟の漂着物シリーズ その4
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 これは人工干潟で見つかった新種の貝、サルノケツガイです・・・と言うのは、ニホンザルのお尻のように真っ赤な嘘。ただのアサリです。アサリのシェルビーチの上をザクザク歩いていると、一部のアサリの殻の表面が摩滅して赤くなっていたのです。赤い色の貝は他にもありますが、すべすべとして、時には鉱物的な質感に似た強い赤はサルノケツガイ独特のものに思えました。
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 アサリの殻はもともと美しいです。アサリ汁を食べる時、いつも捨てるのがちょっと惜しい気がします。しかし干潟に幾らでもある、白くなったアサリの残骸を丁寧に見たことはありませんでした。もしかしたら知らなかったのは私だけかもしれません。白く摩滅したアサリも、そのすべてに美しい赤が出ているわけではなく、ぼんやりとした、鈍い発色のものの方が多いのですが、丁寧に探してみると、鮮やかな赤の出た殻が見つかります。ぽっちりと赤い貝殻はとても可愛くて、十分に宝探しの気分を楽しめました。それにしても、殻の裏側を見ると、アサリの殻に赤い色素があるのは解かりますが、こんなに鮮やかな赤が隠れていたなんて驚きです。
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by touhen03 | 2008-04-27 00:50 | 広島の島

シェルビーチ

江田島切串、人工干潟の漂着物シリーズ その3
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 この人工干潟では観光潮干狩りをやっています。そのせいでしょうか、アサリの殻の多いこと、多いこと。これほど珍しくない貝もないでしょうが、こうまで殻が集まるとシェルビーチです・・・なんちゃって。最初はこの上をザクザク踏んで、他の漂着物を探していたのですが、そのうち目を皿のようにして、シェルビーチの中を探すことになりました。それは・・・
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by touhen03 | 2008-04-27 00:09 | 広島の島

自衛隊学校の落し物

江田島切串、人工干潟の漂着物シリーズ その2
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 海流が運んでくる、遠い地域の漂着物には恵まれない広島湾ですが、今回は妙なモノを見つけました。プラスチック製のメガホンのようですが、航海2というシールが貼られているのです。ムム・・・これは何かある。そう思って掘ったアサリの目方を量ってもらう場所で、地元の人達に聞いてみましたが、誰も知らないとのこと。「・・・ゴミじゃないかな」ハイッ!そのとおりです。実に素朴な返事が返ってきました。地元の方も知らないとなると・・・
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 江田島には旧海軍兵学校、今では海上自衛隊の幹部候補生学校や第一術科学校があるんです。きっとここのものだ!翌日21日に訪ねてみました。ここはレンガの古い建物や資料館もあり、時間を決めて見学が許されています。その受付をしている場所で聞いてみました。やはり、ここのものでした。うれしい。陶片とガラス製品以外のおもしろい漂着物を広島湾で見つけるなんて感激です。しかし、届けてくれたと勘違いした受付の方が持っていこうとしましたので、慌てて、「ダメです。私にください!漂着物を集めているんです。」とお願いしましたら、温厚なお顔のその方は、他の方と少し相談してから返してくださいました。ありがとうございます。ラベル部分を剥がしておくように言われました。「はい」と返事をしておきましたが、すみません、もちろん剥がしていません。これ剥がしちゃったら、広島カープ応援メガホンの色変わりみたいなもんですから。ブログに載せるなんてことも、いっさい黙ってました。どういう状況で使うのか、詳しく知りたかったのですが、ニコニコととても優しい笑顔で対応してくださっていても、やはり自衛官、余計なことは言いません。たとえプラスチックのメガホン一つでも、なんだか口は堅そうでした。航海2って、なんでしょう。ちょっとネットで検索してみました。すると第一術科学校の中に、教育第2部というのがあり、そこに航海科があります。勝手な推理ですが、教育第2部の航海科じゃないかしら。ボートの訓練でもしている時のものかな。ひょっとしたら軍艦から落っこちたのかな。ただ、このメガホン、端がギザギザなんです。割れたのか、それともわざと短く切ったのか。うーむ・・・

ふと思ったのですが・・・昔は軍隊でモノをなくしたりしたら、それはそれは恐ろしかったとか。今は、まさか、もちろん、そんなこと無いですよね。それもこんな100ショップで買えそうなメガホンですもん。シール貼っただけですもん。これは軍事品ではありませんからね。プラスチック製品ですから。
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by touhen03 | 2008-04-26 08:49 | 広島の島