兵隊杯

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 軍隊モノ絵葉書で出てきた満期除隊。記念品を配る習慣があったようです。その中に杯があり、兵隊杯などと呼ばれています。この杯、骨董市にはよく出ていますが、どういうわけか、私がたまたま集めたものは陸軍ばかりでした。「陸軍歩兵満期紀念」これなんか、まさに満期除隊の杯でしょうね。「退営記念」これも同じようなものかしら。「帰還記念」「凱旋記念」などとあるのは召集されて、戦地から帰ってきた時のものでしょうね。以前、ブログにアップしたことのある満州国の国旗や地図の描かれたもの、関東軍自動車隊なんてのもあります。南満州獨立守備歩兵第五大隊 紀念とあるのも、たぶん似たような目的で作られたのでしょう。この手の杯は高台内に配った人の名前が入っている場合も多いです。写真右端下のだけは九谷とありますので、九谷焼のことでしょう。
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 これはどちらも近所の小川で拾ったもの。満期除隊か凱旋紀念の杯らしい絵が描かれています。これらの杯は海岸や川では上絵が剥げてしまっている場合が多く、この2つは状態がかなり良い方です。
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by touhen03 | 2008-08-29 09:00 | 骨董市・ガラクタ

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 いろいろ苦労もありまして、やっと満期除隊です。実は私、戦前の兵役の仕組みについてあまり知りませんでした。この葉書をアップするためにネットでお手軽に検索してみますと、男性は二十歳になって徴兵検査を受けますと、陸軍は2年、海軍は3年、現役兵として、いろいろ話に聞く恐ろしい訓練があるわけです。で、それが終わると満期除隊となって故郷に帰り、在郷軍人というのになるようです。もちろん、これは平時の話のようですが、その時に除隊記念品を配りました。記念品には杯も多かったようで、骨董市へ行くとよく出ていますし、海岸や川からも拾っています。
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by touhen03 | 2008-08-24 23:10 | 骨董市・ガラクタ

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 罰金箱、こんなのあったのですね。これ、勝手に持ち物検査みたいなことされてたのでしょうね。水兵さん、「ハア、ソウデアリマス」などとノンキに答えてますが、ほんとうは罰金だけですんだのでしょうか。ちょっと怖っ・・・
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by touhen03 | 2008-08-24 07:48 | 骨董市・ガラクタ

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 これは大変そうです。今なら海底調査といったところでしょうが、これは潜って何をしているのでしょう。船の底の点検?それとも・・・敵の軍艦、あるいは潜水艦の偵察でしょうか?当時の潜水服の絵がおもしろいですね。
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by touhen03 | 2008-08-23 07:38 | 骨董市・ガラクタ

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 それぞれ休業、軽業などという札を下げた水兵さん達がのんびりおしゃべりをしています。休みの日にはこんな札を首からぶら下げていなければならなかったのでしょうか。軽業というのは何でしょう。石炭搭載だの船の塗装だの、重労働はしなくて良い日でしょうか?右端の水兵さんがぶら下げている札は他の人達と違います。実物を見ても判りにくいのですが、「水業止」或いは「木業止」に見えます。これは何でしょう。怪我でもしてしばらく休んでいるのでしょうか。ちょっと気になる絵葉書です。この葉書も、下のその2の葉書も、宛名面はその1と同じデザインです。
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by touhen03 | 2008-08-21 23:58 | 骨董市・ガラクタ

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 石炭搭載、なるほど、燃料を積むのも一苦労だったのですね。そして入浴。船の中ですから、お風呂はこうなるのですね。寒い時期はどうするのでしょう。左端の水兵さんが言っている酒保というのは軍隊内の売店です。この酒保の写真絵葉書も持ってますが、食堂も兼ねていたのか、テーブルとイスも置いてありました。
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by touhen03 | 2008-08-19 21:45 | 骨董市・ガラクタ

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 戦前の漫画で軍隊モノと言えば「のらくろ」が有名ですが、軍隊モノ漫画は絵葉書にもあり、一部は軍事郵便にもなっています。これから何回かに分けて水兵さんの漫画シリーズをアップいたします。

 一枚目の分隊点検、軍人勅諭を暗唱しているようです。「義は山岳よりも重く死は鴻毛よりも軽し」というアレですね。2枚目、水兵さんたちは船の塗り替えまでさせられています。ちょっと驚きました。
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by touhen03 | 2008-08-18 22:57 | 骨董市・ガラクタ

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 派手に日の丸を立てた人力車に日本の軍人や、日本人らしい人が乗っています。こんな光景を中国の人達はどんな気持ちで見ていたことでしょう。葉書には大日本国防婦人会、岡山県本部のスタンプが押されています。スタンプの日付は15 10 31、昭和15年でしょう。陸軍恤兵部が発行しています。恤兵とは戦地への慰問や慰問品のこと。その管理をしていた機関らしいです。中澤弘光画(1874~1964)、現在でもある美術団体「光風会」発起人の一人。昭和39年には文化功労者となっています。私はネットで検索しただけなのですが、軍事郵便以外では、とても美しい絵をたくさん描いている人のようです。みやざきデジタルミュージアムというサイトに幾つか絵が載っていました。大きく拡大して楽しむことができるようになっています。

いつのまにか集めてしまった軍事郵便絵葉書。集めただけで、ほとんど調べていないため、この程度の説明しかできません。
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by touhen03 | 2008-08-16 07:52 | 骨董市・ガラクタ

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 再び軍事郵便絵葉書コレクションからです。可愛い少年の絵ですが、なんとも・・・日の丸の旗は天秤棒に結びつけてあるのでしょうか?どちらかというと、地球の重力など無視して、適当に旗を描き込んだようにも見えます。

 今日は終戦記念日です。戦後の日本で生まれ育った人間には、周りの国の人々の態度が時には理不尽に思えることもありますけど、かつての歴史を知っておくことも必要だと思っています。自分達にとって楽しくないこと、自慢にならない情報はどこの国でも流れにくいようですが、日本でも例外ではなさそうです。
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by touhen03 | 2008-08-15 23:09 | 骨董市・ガラクタ

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 統制番号と許マーク付きの赤い実の小皿の一つから、おもしろい発見がありました。左上の縁を見てください。買う時には小さな欠け(ホツ)だと思っていました。他に完品はありましたけど、裏の番号の状態や表の絵の状態、ラスター彩の発色を優先して買ったのです。ところが、よく見るとこれ・・・欠けた部分が虹色に光ってます。触るとツルツルなんです。
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 ほら、これです。拡大写真、あまり良い写りではないですねえ、上の写真の方が判りやすいくらい。でも、表面に釉薬が掛かっていますでしょう。後から欠けたキズではなかったのです。なんと、もともとちょっぴり欠けた皿の上に釉薬を掛けて焼いているのです。ほっほほ・・・やったー!うれしいですねえ、こんなの発見すると。番号のダブり2枚は既にお嫁に行きましたが、これはもちろん、私のです。うふふふ・・・河川敷骨董市バンザイ!\(^◇^)/

 町内河川敷骨董&フリマ、最初の頃に比べると出店数も増え、だんだん賑やかになってきました。定期開催の市として育っているような気がします。うれしいです。これからも、広島の大骨董市「アンティークin広島」なんぞが見向きもしないような素敵なガラクタをどんどん持ってきてくださいね。ここは統制番号モノが多くて最高です。ただ、どうしても5枚、10枚、同じものを持ってこられます。時には5枚組セットになっていたりして。ま、食器ですから、普通はセットで買いますわね。無理もないです。でも私としては、あくまでも資料として集めている骨董市のお皿なので、ほんとうはダブりはいらない。(見るとつい買っちゃいますけどね)ピカピカの完品で同じもの10枚より、縁ギザギザ、ニュウ入りまくりでも違ったお皿10枚の方がうれしい・・・のですが、仕事の関係で毎月行けるとは限らないので無責任なことは言えないでいます。私以外にはまず売れないでしょうから・・・
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by touhen03 | 2008-08-13 08:28 | 骨董市・ガラクタ