龍の飯茶碗

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 昔の食器には龍がたくさん描かれています。→「龍の破片」 なかでもゴム印の龍の飯茶碗、これは絵の構図から、内側の縁模様にいたるまで、同じデザインのものがゾロゾロ見つかります。高台内に統制番号や、東陽軒平八製の銘が入ったものもありますが、今回拾ったものにはどうやらなさそうです。こんなに海岸や川から出てくるのですから、昭和戦前、よほど普及したデザインだったに違いありません。
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by touhen03 | 2009-09-27 22:11 | 似島

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 このデザインを覚えておられますでしょうか。鞆や江田島で以前拾った人面ライオン碗です。なんと似島でも出ました。これで3つ目です。別の場所で同じものが3回も見つかるなんて、これはきっとよく売れた柄だったのかもしれません。たぶん昭和のある時期、人面ライオンが多くの家庭に棲んでいたなんておもしろいと思いませんか。人面ライオン碗、見つけたら教えてくださいね。ひょっとして人面ライオンの皿とか、丼とか、湯呑なんてないのでしょうか。
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by touhen03 | 2009-09-27 21:49 | 似島

ウニが化けた小皿?

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 神社のカワラケを少し大きくした程度の薄手の小皿です。表面にポツポツとウニの殻を思わせるような穴があります。写真には微かにしか写っていませんが、裏にもポツポツがあります。これ、たぶんデザインではなく窯での失敗ではないでしょうか。もしかしたら、ウニが化けたのかもしれません。あるいは陶片がウニ化したのか。広島の干潟にはオカメブンブクの殻をよく見かけます。似島のこの海岸にも多いので、彼らと陶片が交流を深めることも十分に有り得るのではと私は思います。
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by touhen03 | 2009-09-27 17:53 | 似島

文字入り国民食器湯呑

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 湯呑サイズの国民食器ですが、見込みに「ち」の文字が見えます。ゴム印か銅版転写か・・・銅版転写っぽいかな。ちょっと迷います。高台は半分近く残っていますが、統制番号は無いようです。国民食器に文字や模様が入っているもの、りちょうけんさんのブログではおなじみですが、実はなかなか拾えないレアものです。「ち」のあと、何が書いてあったのか気になるところです。
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by touhen03 | 2009-09-26 07:57 | 似島

かなり古い唐津?

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 よく摩滅していますが、高台の感じから・・・もしかして17世紀頃の、かなり古い唐津でしょうか。表には目跡っぽいものもありますが、それならこれくらい残っていたら、もう一つくらいあってもいいのに。ちょっとドキドキするものを拾ってしまいました。
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by touhen03 | 2009-09-26 07:28 | 似島

陶片の可愛い小動物たち

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 明治~昭和戦前あたりの小皿や碗にはおもしろいデザインのものが多いのですが、今回の似島は可愛い生き物柄だらけでした。
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 下段中央の見込みにはウサギがいました。ちょっといびつですが・・・干潟へ下りて最初に出迎えてくれたのがこのウサギさんでした。
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 下段左側のスズメみたいな孔雀?(まさか鳳凰?)のいる型紙摺りの碗は内側の周囲にも、外側にも足だらけ・・・です。誰の足でしょう。こんなに並んでいるのは、もしかしたら兵隊さんか?もう少し上まで残っていたらなあ。
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 これは下段右側のアップです。よく見ると繊細で着物の柄みたいです。この陶片なんてパッと見には平凡なんですけどね、じっと見つめていると・・・愛を感じます。


彼岸花ブログが完結しました。満開です。→「彼岸花の一年
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by touhen03 | 2009-09-23 08:23 | 似島

秋の似島

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 半年ぶりにやってきました、似島。広島湾に浮かぶこの小島は毎年春に訪れて、山のように陶片を持ち帰る場所です。
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 今回もこんな状態でした。場所によってはぶどうパンの中の干しぶどうみたいに陶片が練りこまれているんですからウハウハです。ここの問題は体調管理なんです。これをぜんぶスクワットやりながら拾っていたら、確実に腰や膝にきて、次の日動けなくなります。それでいつもは傘の先で陶片をひっくり返しているのですが、今回は100円コーナーで買った杖を持参しました。しかし陶片をひっくり返すには傘の方が良いことがわかりました。杖って滑らないんです。(そりゃ、滑ったら困りますが)傘の先のようにうまく陶片を掬い上げてくれません。すぐに手と腕が痛くなりました。今も痛いです。(T_T) それで途中から杖は本来の目的で使うことにしましたら、これは腰と膝には良かったらしく、おかげでそちらはピンピンしています。 
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 宮島や鞆ほど古いものは出ませんが、近代陶片の質は良いです。何回かに分けてお届けします。
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by touhen03 | 2009-09-20 00:04 | 似島

彼岸花の絵本

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 昨日本屋さんで彼岸花の絵本を見つけました。と言っても1977年に「かがくのとも」(福音館書店)のシリーズとして出たずいぶん昔の本です。作者は甲斐信枝。この方の絵本は絵も文章も実に美しくて、私は何冊か持っていますし、去年から彼岸花を通勤途中に撮り続けてきましたので、さっそく買ってみました。花が終わって、やがてフサフサした細長い葉が茂るところ、再び花芽が出てくるところ、実際にこの目で見てきたので、うんうん、そうなんだよね・・・と楽しかったです。おまけに、地面の下の様子まで丁寧に描かれています。へえ~と思ったのは、彼岸花って、花の終わった後、茎に残った養分を球根に吸い取ってしまうんですって。彼岸花ってすごいです。

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 去年、彼岸花の蕾を見かけて写真に撮ってから丸一年になります。野に咲く身近な花の中で、こんなに目立つ花をつける植物はあまりないです。それなのに花の季節以外は忘れられてしまいます。見てやるぞと、その気になって観察すると、花の後、半年以上もフサフサとした葉を茂らせ、そのあたりの地面をほぼ独占しているのにもかかわらず、私はそれまで何十年も葉を見たことがなかった。堂々と地上に存在しながら、華やかな花の季節以外は見えないのです。まるで忍者のような植物です。たくさんの人を魅了してやまない彼岸花、ちょっとネットを検索しただけでも、詳しいサイトが幾らでも出てきました。もちろん、私がこの一年で見たことくらい、どこでも載っています。でも楽しかったです。

良かったら覗いてみてください。通勤途中で撮った彼岸花の一年間です。→「彼岸花の一年


次回は似島での陶片拾いです。
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by touhen03 | 2009-09-17 23:12 | その他

旅館岩惣と宮島おどり

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 毎度おなじみ、陶片ネタの合間の絵葉書ネタです。最近撮った写真がないので、何かストックはないか・・・と探してみたら、宮島の古い旅館岩惣の絵葉書と、その岩惣が出したらしい宮島おどりの絵葉書です。宮島おどりは、今でも毎年8月17、18日に催されているそうです。といっても実は私は見たことがありません。なにしろこの絵葉書で知ったのですから。この絵葉書を見ると、なんだか京都の都おどりに似たものかと思いましたが、古い形の盆踊りの姿を伝える、素朴なもののようです。


ところで、一年間同じ場所を撮り続けた彼岸花が9月9日、ついに花の茎を出し始めました。→ 「9月9日花の茎らしいものが出てきました」、「9月10日 きっと彼岸花です♪
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by touhen03 | 2009-09-11 00:33 | 骨董市・ガラクタ

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 瀬野川にしては川底もきれいな方です。
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 対岸まで歩いて渡れました。今は対岸も整備されていますが、私が子供の頃は、国道2号線に沿ったこのあたりの対岸へ行こうと思えば川を渡るしかなかったと思います。今よりはるかに汚かったこの川で、ずぶ濡れになるほど深い場所へ行ってはいけないと思っていた私は、あの頃対岸に憧れながら、ついに中州よりも向こうへ行ったことがありませんでした。もっとも今回だって、私の膝近く水嵩があったのですから、当時の私には渡れなかったでしょうね。当時この木は、今よりひょろっとした姿で大きな岩のそばにあったはずですが、行ってみたいのに届かない憧れの象徴?でした。たいした陶片川ではないし、いつも草ぼうぼうでしたから、向こうの橋を渡ってまで対岸を歩いたことがなかったので、大人になった今でもアマゾン川にでもやってきたようなドキドキ感があります。
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 畑賀川、瀬野川合流地点の中州、対岸あわせて拾ったのはこれだけでした。破片ですが目薬瓶も出ました。プラスチックの蓋がついていますので、戦後の容器がプラスチック製になる直前くらいのモノでしょう。

私の心の中のアマゾン流域には小さな生物だらけでした。→見たものブログ
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by touhen03 | 2009-09-10 08:07 | 海田町の川