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 広島市内を流れる天満川で拾った、溶けたガラス壜です。これを拾ったのは原爆の爆心地から1.18キロの広瀬橋に近いあたりでした。

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 飴のようにぐにゃりと歪み、底の近くは溶けて板状になっています。これが原爆によるものなのか、ひょっとして何かの火災にあったのかはわからないのですけれど。

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 広瀬橋付近から見た天満川です。岸近くの泥の中には陶片もけっこうあり、こんな場所から下りて拾うことができます。

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 そして溶けたガラス製品を見つけることがあります。これは最近拾った、壜の底ではないかと思うカケラです。

今日は8月6日。70年前、広島に原爆が投下された日です。
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by touhen03 | 2015-08-06 00:08 | 広島市内の川

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 上段左端は湯呑か盃。見込に印刻で壽の文字入り。このタイプ時々出てきます。その隣はままごとの食器です。こんなに小さくても銅版転写で細かく絵付けされています。これと同じパターンのものを幾つか拾っていますから、たくさん出回っていたのでしょう。その右隣は陶製人形ですが、例によって頭が欠けています。右端は重ね焼きの痕があり、同じデザインの皿を拾っています。砥部産の可能性が高い皿です。

 下段左2つはなんとなく拾ってしまったゴム印の碗と皿。福の字が入っている陶片は磯乞食の神様からのメッセージのような気がして、拾わないわけにはいかないのです。筏の絵の陶片、高台内に銘がありますが、統制番号ではありません。その右端の小片はたぶん湯呑です。実は以前に同じものを大きな破片で拾っていて、それには統制番号がありました。右端、黒いガラス瓶の破片も出ました。もしかしたら戦時下のものかしら。

 海老地区の干潟の陶片は計49個+ガラス壜1個 その内訳は

江戸染付あるいはその可能性の高いもの6 江戸時代?のすり鉢1 
灯明具1 土器類4 鉢或は片口1 沈子2
型紙摺り9(皿7 碗1 蓋モノ1)
銅版転写15(皿6 碗・湯呑・盃6 容器・蓋モノ2 お神酒徳利1)
人形・玩具2 その他近代モノ食器5

 全体に江戸時代から昭和までバランス良く出ています。それでも1回拾っただけにしては江戸モノがよく出た方で、土器類もやや多いと思います。以上、カメラの不調のおかげで、途中から写真が少なくなった浦崎半島の陶片拾いでした。 
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by touhen03 | 2015-08-04 23:18 | 県内の海岸と川

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 あまり保存状態の良くない銅版転写モノです。明治~昭和戦前くらいのもの。

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 中段左端は何かのマーク入りだったようですが、思わせぶりな欠け方です。高台には倉という文字入り。

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 中段右から二つ目は窯での重ね焼きの痕があります。本来、銅版転写の時代には廃れたやり方で、砥部産の可能性が高い碗です。

 下段右端はお神酒徳利。その隣は容器の破片、その左は蓋物の蓋ですが、かなり雑なできです。
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by touhen03 | 2015-08-04 22:17 | 県内の海岸と川

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 型紙摺りの皿と碗、それに蓋物です。中段左から2つ目は、この手の皿には珍しく、緑色の葉?が手描きされています。下段右は内側の縁に釉剥ぎがあり、白粉などを入れた蓋物、おそらく3段重ねの段重か。こちらは手描きでななく多色刷りです。
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by touhen03 | 2015-08-03 23:25 | 県内の海岸と川

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 いろいろな時代の土器や陶器類を集めました。上段、土器の小片3つは時代用途不明。右端の大きな破片は底に穴があります。植木鉢か蛸壷でしょうね。中段左端はすり鉢の見込部分。櫛目の少ないわりと古いタイプ。ただし、見込部分の櫛目が粗くても、このタイプの周りの櫛目はかなり密なはずです。だいたいレンガ色で、硬い引き締まった感じはしないすり鉢で、広島の海岸や川からはある一定数出てきます。これによく似た明石のすり鉢を資料館で見たことがあります。その隣は灯明具。その右側に斜めに写っているのは鉢か片口の類でしょう。下段2つは漁で使う土製の沈子。
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by touhen03 | 2015-08-03 22:35 | 県内の海岸と川

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 18~19世紀、江戸時代の染付碗、盃、猪口です。上段左端は見込に、五弁花の成れの果てのようなのがあります。下段右端は江戸時代っぽいかなという程度。一応ここに入れました。干潟は広い割に、陶片が出る範囲はとても狭かったのですが、その割には一回で良く出た方だと思います。
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by touhen03 | 2015-08-03 22:26 | 県内の海岸と川

海老地区の干潟

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 三保神社の向こう側にも干潟が広がっています。今まで歩いた場所は、風情はあるのですが、陶片はあまりありませんでした。しかし、ここは違いました。写真の中央、干潟の黒っぽく見えるあたりに・・・

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 じゃーん!かなり質の良さそうな陶片溜りです。江戸時代から近代の陶製人形の類まで、たっぷりありました。ただ、カメラの調子がときどき悪くなるのと、陶片拾いに熱中したのとで、これ以後の良い写真がありません。

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 これは途中の堤防に取り付けてあった看板です。看板の写真左端、満越港から海岸保全区域の半分近くまで歩いたところで、この日は時間切れとなりました。この先の海岸に歩いてみたい場所が残っていて残念でしたが、交通の便はあまり良くないため諦めました。

次は拾った陶片の紹介です。
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by touhen03 | 2015-08-02 15:56 | 県内の海岸と川

満越から海老地区へ

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 満越の厳島神社を出て、海岸に沿った道を歩きます。このあたりは良い干潟がたくさんあります。ここは干潟の先に突き出した場所で、小さな祠は三保神社。蛸壺が並んでいます。プラスチック製ですが、長く使用されて良い味が出ています。旅人(^◇^)のオレンジ色のリュックが、ちょっと風情の邪魔をしています。階段を上がってみました。

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 上には祠か石造物がありそうな気がしましたが、ありましたよ。ただし、お墓。でも、いいですね。死んだら、こんな美しい場所で海を見ていたい。写真に見える干潟も歩いてみましたけど、陶片は少なかったです。しかし、この場所の向こう側はまるで違いました。
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by touhen03 | 2015-08-02 07:45 | 県内の海岸と川

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 満越(みつごえ)の厳島神社の、これは別の石灯籠。文政八の文字があります。文政8年なら西暦1825年、この地域に製塩業が栄えていた頃です。

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 これはどうやら海岸に立っていた、あの石灯籠でしょうか。

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 こちらは鳥居の建設記念碑。大鳥居とありますから、あの海上の鳥居でしょう。境内に石の鳥居もありますが、こちらは表面が風化して、ある程度の時の経過を感じさせます。

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 神楽の舞台の中に古い写真がありました。建物の外から撮ったものですが、常夜灯の記念碑がなんとか見えますでしょう。つまり昭和8年以降ですから、ここに写っているのはたぶん先代の大鳥居。安芸の宮島の大鳥居のように、代々作りなおして伝えてきたのでしょうね。しかし、よく見ると形が少し違います。(^^ゞ 潮の香のする神社の浜の素朴な大鳥居。海岸は低い石垣だし、昔の舗装していない道はきっと境内みたいな感じで干潟まで続いていたのでしょう。そんな神社で神楽が奉納される。妄想が妄想が・・・うわぁ、爆発する。

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 昭和天皇の即位のご大典記念もありました。小さな境内は狛犬、石灯籠(御神燈)、記念碑、石造物だらけ。

 この神社だけでなく、満越から隣の海老地区まで、小さな石造物をよく見ました。近くの島でも同じようでしたが、この地域の特徴でしょうか。昔の風景がよく残っているせいなのか。私は陶片を拾いに来ましたが、ただ散歩する目的でも楽しい地域です。石造物っていいもんですね。何かの記念の日付が刻まれていたりすると、時が石の中に保存されているような気がします。
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by touhen03 | 2015-08-02 06:15 | 県内の海岸と川