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 前回、巨大な泣き顔人形をご紹介したついでに、私が持っている変なモノをアップしてみます。これは闇市のインチキ鉛筆だと業者さんが言っていたものです。鉛筆に似ていますが、実は芯が入っていません!安かったし、おもしろいのでつい買ってしまいました。

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 箱にでも入れて売ったのでしょうか。バラ売りではいくらなんでもバレますよねえ。それに大きすぎます。普通の鉛筆と比べてみてください。塗料もなんだかきれいすぎるような気がします。ひょっとして算数セットの数え棒とか・・・いや、それもちょっと大き過ぎますね。(^^ゞ 怪しいなあと思ったのですけど、なにしろ闇市のインチキ鉛筆と言われたら、私素通りできませんもん。あまり妙なモノ溜め込むまいと思うのですが、これ何でしょうね。あはは
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by touhen03 | 2016-01-22 07:08 | 骨董市・ガラクタ

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 たぶん昭和40代くらいの人形です。左端の怒り顔の子は祖母が残したもので、私が子どもの頃聞いた記憶では、何処かの家へお邪魔したおり頂いたもの。一緒にいた誰かが笑い顔の子を、もう一人が泣き顔の子を選んだので、残った怒り顔の子を祖母が貰って帰ったようです。

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 子供の頃は、怒ってふくれた時の私にそっくりだと言われて、嫌な気がしていました。笑い顔、泣き顔の人形はどんなふうだったのだろうと、長年思っていましたら、なんと月イチの瀬野川フリマで笑い顔の子を見つけたのです。値段も安かったので思わず買ってしまいました。

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その後しばらくして、泣き顔の同じサイズの子を見つけたのですが、絵葉書を漁っている間に業者が帰ってしまっていました。瀬野川フリマは12時を越えると、帰り支度をする業者もいますからね。お、あるな・・・という感じだったのですが、いなくなってみると、やはり3体揃いにしとくべきだったなと後悔。2回も見たのだから、きっとまた出会うこともあるだろうと待っていたら、出会ったのが、この巨大な子。一度取り逃がしてましたから、つい買ってしまいました。でも、この人形、やはり小さなサイズに限ります。なんだかビミョーな物体という気がして・・・

この3体の人形、昭和、レトロ人形で検索したら似たようなのがたくさん出てきました。一時期流行したのでしょう。祖母が貰ってきた時、新品に近かったとしたら昭和40年代ということになります。三猿ではないけれど、人間も霊長類、サルの仲間ですからね。申年にちなんだ記事ということで。
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by touhen03 | 2016-01-17 07:27 | 骨董市・ガラクタ

戦前の化粧品の懸賞広告

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 ハガキ大のこの懸賞チラシ、レートクレームにとてもよく似ていますが、「オリヂナルバニシングクリーム」安藤井筒堂となってます。レートクレームは平尾賛平商店ですもんね。調べてみたら戦前の雑誌や新聞の広告によく出てくる「オリヂナル香水」や「カオール錠」の会社。戦後のハンドクリーム「ももの花」もこの会社が出していました。懸賞の期間は昭和8年7月10日~昭和9年2月末日まで。どうしても欲しい人は、このクリームをたくさん買えば貰えるそうです。そうまでしなくても、瑪瑙の帯留めを直接買えば・・・なんてのはいつの時代でも野暮な話なのでしょう。
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by touhen03 | 2015-06-24 22:11 | 骨董市・ガラクタ

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 こちらも箱入りですが、ラベルは無し。前の武者人形は人形の出っ張った部分の色が箱に付いていて、確かに元からの箱のようでしたが、こちらのはひょっとして中身が入れ替わっていても判らないです。しかし、身に着けている小道具はなかなかおもしろい。正面から見えるのは双眼鏡と軍刀。

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 襟は立襟ではなく、折襟と言うのでしょうか、昭和の軍服にあるようなタイプに見えます。

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 背負っているのは飯盒でしょうか。腰の下げているのは何でしょう。ミリタリーショップのサイトで見た弾薬入れに似ているような気がしますが、私にはよく判りません。

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 この丸いものは水筒でしょうね。外側に吊り下げるための帯があります。縦に茶色く塗ってあるのも帯なら、刻印の部分とずれたのかしら。確か士官用の水筒は全体にカバーが掛かっていたのではないかと思うので(たぶん)、それなら、この立派な髭の兵隊さんは士官ではなく、一般の兵隊なのかな。 軍装の知識に欠けますので、かなり適当な説明です。

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 この陶製人形にも刻印がありますが、数字は入っていません。統制番号ではなさそうです。

※ この人形は、「双眼鏡を持った将校」であることが判明しました。このデザインで何種類も出ているようです。当時、繰り返し作られた定番人形のようです。昭ちゃんさん、そして、tukitodoranekoさん、ありがとうございました。


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by touhen03 | 2015-06-12 22:39 | 骨董市・ガラクタ

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 先月の瀬野川フリマで手に入れた陶製の人形です。箱入りで1000円でした。海岸では色落ちした白い状態で出てきますが、元はこんな派手な色をしていることが多いようです。箱入りで手に入りました。博多御人形とありますね。これ博多人形なんですかね。いや、博多の御人形ってことかしら。^m^

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 後姿です。実はこれにおもしろい発見が。

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 〇に昌の文字と、147という数字が刻印されています。おおっ、これは統制番号か???これを見て即座に購入を決めたのです。 しかし・・・箱のラベルにも〇に昌の字がありますね。商標かしら。でも、それならその後の147は何でしょう。richouken04さんのブログにも「昌」の頭文字はたぶん無かったように思うのですが、これはいったい何でしょうか。
 
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by touhen03 | 2015-06-05 22:21 | 骨董市・ガラクタ

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 偶然手にした「工藝選書」5冊。読んでいると時代を忘れてしまいます。出版物には本来、時代のもつ癖があります。しかしこれは不思議なくらい、戦時下出版物の持つ癖がありません。私は柳宗悦の書いたものをまとまった形で読んだことはなかったのですが、実は抜粋なら、引用文としてなら、目にしていた気もします。なるほどと思いました。戦後の出版物の中に混じって違和感がないのです。

 もちろんそれは逆で、戦後の感性のある部分がこの人に寄っているということでしょうね。「銀花」という雑誌があります。私はこの手のものが好きで、ついつい買って読んでしまいます。柳宗悦をろくに知らないくせに、なんだか以前からなじんでいるような。今回、昭和17~18年の出版物と一緒に目にして、それを自覚したということなんでしょうねえ。わはは

 戦時下の出版物を読んでいると小さな謎が生まれます。昭和20年の8月15日を境に、戦前の世界はどう繋がっていったのかということ。もちろん、占領政策、GHQの存在があって、焼野原とたくさんの人の死があって、アメリカの豊かさに憧れて、そして戦前からの小さな澄んだ流れを多くの人が見つけたということかな。どうしよう、この文章。後で削除したくなりそうな気もするのだけれど。ここまで書いたし、まあ、仕方がないか。

たまたま手に入った「工藝選書」、戦時下の印刷物として、とにかく異常なんですよ。この一言に尽きますね。
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by touhen03 | 2015-01-27 00:00 | 骨董市・ガラクタ

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 これは「諸國の土瓶」に載っていた目録です。これによりますと、私が手に入れた5冊の前に、「藍絵の猪口」というのが出ていたようです。これも陶磁器ですもんね、それも染付!とっても気になります。

 気になるのは「諸國の土瓶」の後に「近刊」となっているもの。現在の日本民芸協会に問い合わせてみました。するとやはり、この2巻は実際には出版されなかったそうです。昭和19年、いくらなんでも無理だったのでしょうね。

 目録では「木喰上人の彫刻」「諸國の土瓶」の順で出版されたことになっていますが、実際の発行日は「諸國の土瓶」の方が10日早いのです。不思議に思いましたが、実はこの2巻、同時進行で準備が進められていたらしく、表紙や紙の納品の関係で出版が前後したのではとのことでした。1000部限定、手作りならではの手間と、もしかしたら戦時下の辛い出版事情も絡んでいるのかなと想像してしまいます。

 現在の日本民芸協会にも、この「工藝選書」6巻のうち、「諸國の土瓶」しか手元にないそうです。大切に保存しなければと思いました。
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by touhen03 | 2015-01-26 22:03 | 骨董市・ガラクタ

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 「工藝選書」の発行には、いろいろな人が関わっているようです。例えば「日田の皿山」「津軽のこぎん」「諸國の土瓶」は三代澤 本壽(みよさわ もとじゅ)の型染、或は染紙だそうです。日本民芸協会の「工藝」の表紙を制作した人で、戦後も皇居や秩父宮家の屏風など、たくさん美しい作品を作っています。そういえば、私名前は知らなかったのですけど、(^^ゞ 作品は見たことありますよ。生誕101年記念展の三代澤本壽グッズのトランプ欲しい~!ま、それはともかく・・・ この本、知れば知るほどすごいです。

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 裏表紙を並べてアップにしてみました。左端の「雪國の蓑」は後記に「表紙は鈴木繁男君の厚誼により、靜岡紺榮、岡部紺屋の協力に成る」とあります。鈴木繁男という人も、柳宗悦と関係の非常に深かった人のようです。左から二つ目から「日田の皿山」「津軽のこぎん」「木喰上人の彫刻」「諸國の土瓶」です。「木喰上人の彫刻」だけは表紙についての記述がありませんが、やはり美しいです。

後記を読むと、用紙や製版についての感謝の言葉があり、出版の苦労が感じられます。
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by touhen03 | 2015-01-25 21:00 | 骨董市・ガラクタ

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 写真は昭和17年末に発行された「日田の皿山」のカラーページです。これは大分県日田市の小鹿田焼についての本です。陶磁器について知りたいときには、私はできれば新しい本を探します。近年の発掘調査の結果が反映されているからです。しかし、これは当時の考古学ではなく、昭和6年時点での小鹿田焼の現状を調査したものでした。どんな種類の焼き物が、どんな方法で作られ、そして販路はどのあたりまでかまで詳しく書いてありました。小鹿田焼は、砥部焼と同じように、この時期になっても、蛇の目釉剥ぎをし、目跡の残る窯詰方法で焼いていたそうです。昭和の雑器の記録なんですね。

 私は柳宗悦について知らなさすぎたようです。何かの本の中に引用された文章として読んだことはあっても、まとまって読んだことがありませんでした。(>_<) 私の知識は海岸の陶片から始まって、そのつどそれに関係したものを探して読む。何が抜け落ちているか分かったもんじゃありません。ちょっと慌ててます。「日田の皿山」、そして「諸國の土瓶」も濃い内容でした。広島の陶片と縁の切れない砥部にも、昭和28年、柳宗悦はじめ、民芸協会のそうそうたるメンバーが来て、その後の砥部焼に大きな影響を与えたのは知ってましたけど、そろそろ私の蒐集対象からはずれる年代なんですよね。
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by touhen03 | 2015-01-25 14:57 | 骨董市・ガラクタ

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 「雪國の蓑」の写真ページです。東北地方の蓑の写真が幾つも載っています。この地方の蓑は丁寧な作りで、とても美しいものなんですね。ちょっとパプアニューギニアの原始アートを連想してしまいました。

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 こちらは「諸國の土瓶」の写真ページの一部です。このシリーズには幾枚もの写真があり、「雪國の蓑」「日田の皿山」「諸國の土瓶」にはカラーページもあります。写真の質がかなり良いので、陶磁器の質感などもよくわかります。そして「諸國の土瓶」は昭和18年10月発行です。この時期によく作れたと思います。
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by touhen03 | 2015-01-25 03:02 | 骨董市・ガラクタ