宮島の土石流 その後

去年2005年9月6日の台風14号は、宮島に土石流の被害をもたらしました。干潟にも河口から大量の泥が流れ込み、分厚い層をなして、宮島水族館の後に広がる部分を覆い尽くしました。干潟は一変し、泥に足を取られて歩くのも大変で、多くの人の記憶から薄れた後も、陶片一つ見つからない状態が何ヶ月も続きましたが、それでも拾いに行くたびに、少しずつ以前の状態に近づいてきました。今では陶片もボツボツ出るようになり、ちょっと見ただけでは被害がわからないくらいになりました。干潟を流れる川の水も以前のように澄んできました。それでも歩いてみたら、以前に比べてずいぶん泥が深いのがわかります。歩いた足の感覚に、自然災害の凄さを感じます。
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今回、この地点から出てきた陶片です。
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by touhen03 | 2006-05-18 01:16 | 宮島

宮島初拾い

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元旦の宮島は厳島神社へと続く道の両側に食べ物の屋台が並び、初詣の人であふれて、歩くのも大変なほどでしたが、干潟はさすがに潮干狩りをする人もなく、大鳥居よりも向こうには誰もいませんでした。この写真は宮島水族館の後ろに広がる干潟です。去年9月6日の台風14号で、宮島は土石流の被害が出ました。その影響で河口周辺にはたくさんの泥が流れ込み、干潟は一変しました。かつてはたくさんの陶片が出る場所だったのですが、ほとんど出なくなり、4ヶ月たった今でもそうです。たぶん山の陶片を含まない泥が、厚く河口周辺を覆ってしまったからではないかと思っています。去年の10月頃、メコン川のように濁っていた流れは澄んで、底は昔のようにサラサラとした砂が見えるようになり、堆積している泥も幾らか薄くなってきたように思います。でも陶片は出てきません。干潟は元に戻るのでしょうか。少しずつ泥が流されて、いつかは昔のように古い陶片が出るようになるのでしょうか。厳島神社は美しく修復され、すべてが元通りになったように見えますが、干潟は変わり果てたままなのです。
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これは大鳥居に近い場所で拾った古い天目茶碗のカケラと、江戸時代のくらわんかです。陶片の出てくる場所の1/3がダメになった状態ですが、それでも元旦は、そこそこ良い陶片が出てくれました。
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by touhen03 | 2006-01-08 23:16 | 宮島

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9月6日の台風14号で、宮島に土石流が起きて、大変な被害が出ました。宮島水族館の裏の河口付近もその影響を受け、山から流れてきた泥で埋まりました。この写真は1ヶ月後に撮ったものですが、それでもこんなに分厚く覆われています。ここはよく陶片の出た場所ですが、今はまったくと言っても良いほど、陶片の影も形もありません。写真では排水の影響で幾らか水も透明に近いですが、殆どの場所はテレビで見るメコン川のように濁っていて、底に何があるのかわかりません。将来、元の姿にまで回復するのかどうか、回復するにしてもどれくらい時間がかかるのか、とても気がかりです。
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by touhen03 | 2005-10-09 14:45 | 宮島