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 真冬を目の前にして、最後の保存食作りが終わりました。種子島から持ち帰ったお宝で、春まで十分に暮らせそうです。ゴバンノアシ、ニッパヤシ、ココヤシの殻と外側は唐辛子と一緒に漬けました。お正月頃には食べ頃になるでしょう。小粒サンゴや、小さな種子たちはピクルスにしました。モモタマナはそれだけで漬け、ラッキョウの代わりに真冬の食卓にのぼります。貝の骨(壊れ貝)たちもすっかり干しあがりました。種子島の海の香りがして、そのままでも、少し火であぶって食べても美味しいです。

 タカラガイやイモガイの良いものはほとんど新鮮なうちに贈答品となりましたが、モモタマナや小粒サンゴと一緒に軽く塩をして小袋に詰め、おつまみに加工したものや、ここには写っていませんが、大粒マクラガイの完品と、少量の小粒タカラガイ、イモガイで作った砂糖漬けの小瓶もあります。

 ベトナムのキャンディ浮子など、プラスチック系の浮子類は燻製にしました。プラスチックの玩具や食品の袋なども丁寧に干して壜詰にしたり、小箱や袋に入れてに保存。エキゾチックな人形の頭は最高の珍味ですので、よく塩をして、それだけで瓶に詰めました。

 この他に、質の良い大粒サンゴを樽に漬けていますし、北海道から種子島へ持ち込まれた美しいガラス浮子も傷まないように大事に保存。種子島産の良質の砂鉄混じりの砂も一瓶分ありますので、調味料として重宝しそうです。少量ですが採取できた陶片も、もちろん丁寧に洗って陶片小屋にしまいました。種子島の海は、なんて豊穣なのでしょう。

私は今でも、子供に混じってままごとで遊べるかもしれない・・・と、ふと思いました。
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by touhen03 | 2007-11-21 07:29 | 県外の海岸と川

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 私は壊れた貝殻が好きです。人工的に手を入れようとしてもなかなかできない、美しい加工を自然がしてくれていますから。今回面白かったのは壊れイモガイです。右上のイモガイを見てください。見たことのある形!古代人の貝製装身具、妙な形をした腕輪にそっくりではありませんか。私は今まで、古代人のセンスは理解できないなあと思っていました。あの貝製腕輪、窮屈そうだし、美しいと思わなかったのです。でも、あれは自然の造形から生まれたのですね、きっと。左下の小さな穴の開いた形は、巻貝のてっぺんの部分です。広田遺跡から出た首飾りのビーズとしても使われていました。個人的にはイモガイのてっぺんが輪切りになった破片も好きです。まるでバラの花ですね。左端のイモガイや、たぶんマクラガイの縦切りは、スプーンに加工できそうな気がします。私はできませんが・・・
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by touhen03 | 2007-11-11 12:40 | 県外の海岸と川

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 28日、種子島宇宙センターで昼食後、2つ目の大会ビーチコーミング会場、広田海岸へ。ここは弥生~古墳時代にかけての遺跡があり、多数の人骨や、貝類の装飾品が出ています。なんと、海岸に埋葬する習慣があったのだそうです。当然・・・でてくることも。(>_<) それは拾いたくありませんが、大会の基調講演をされた方は、ここの海岸を歩いていて、貝符という、貝殻でできた小さな装飾板を拾ったそうです。ふっふっふ・・・ちょっと期待しましたね。でも、やはり拾えませんでした。

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 一升展示の貝符です。ちょっと写りが悪いですね。貝殻の一部でできたアクセサリーもありましたよ。
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 砂の中に1mmだけ顔を出して埋まっていたかも。ちょっと心を残して、広田海岸を後にしました。
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 貝製の垂飾達は野生に帰り、海岸全体で繁殖していたりして・・・「バイバーイ、みなさ~ん」
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by touhen03 | 2007-11-11 11:09 | 県外の海岸と川

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 28日の午後、千座の岩屋(ちくらのいわや)と呼ばれる大きな海蝕洞窟のある浜田海岸を歩きました。この日一緒に歩いたのは二人のKさんと、Iさん、Tさん、そして私の5人。幸い潮のひいた時間帯だったようで、洞窟の中に入ってみることもできました。
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 千座の岩屋の中から写した浜田海岸です。しかし、良い写真が無いです。海岸の全景くらい撮っておけば良いものを・・・うっかり者~

でも、漂着物は豊富でした。モモタマナなどは、まるで秋の山陰海岸のクルミのようにたくさんありましたし、私はここでアダンの実も拾いました。そして驚くべきものを発見。
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 ブダイでした。尻尾は既に失われていましたが、大きな魚で、最近話題の英会話学校のマスコット・ウサギのようなクチバシが目立っていました。でも、これ・・・よく見ると人魚なんです。一緒に歩いた方たち、確かに見ましたよね?写真を撮っておけば良かったのですが、記憶と、Tさん(kanataさん)のブログの写真を頼りに描いてみました。珍しい漂着物を期待した種子島ですが、まさか人魚の漂着を見るとは思いませんでした。ジュゴンにしろ、ブダイにしろ、人魚の本当の姿というものは、伝説の中のそれとは異なるようです。ネットで検索すると、ブダイも種類はいろいろあるようで、青い派手な姿の雄に比べて、雌は茶色っぽい場合が多いらしい。しかし雌はもう少し華奢な感じでしたので、この個体、もしかしたら生きていた時はクチバシ部分のような派手な緑をしていたのでしょうか。だとしたら、この人魚、ニューハーフさん?
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by touhen03 | 2007-11-10 00:25 | 県外の海岸と川

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 下の二つはベトナム製のようです。完品の黄色いのは頂き物です。実はベトナム浮子を拾ったのは今回が初めてなのでうれしかったです。ころっとして可愛いですね。青い半分欠けのをもう一つ拾っています。

種子島の記事、YAMADAさんの「海辺の散歩」の「浜辺の共同掲示板」にも書き込んでいます。良かったら覗いてみてください。
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by touhen03 | 2007-11-08 07:19 | 県外の海岸と川

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 これは千座の岩屋のある浜田海岸で拾ったボールです。みずえ まさや君と名前があります。メッセージボトルではありませんが、こんなのはいろいろ想像できて楽しいです。

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 朽ち果て系玩具です。ここまで来ると味があって拾わずにはいられません。朽ち果ててない玩具でも拾ってしまうことが多いのですが・・・ ちぎれたバイク、これは味があってうれしかったです。真ん中の人形は表裏も判りにくいほどですが、たぶん背中側かなと思っています。よく見てくださいませ。斜めに傷があります。斬殺体のようです。

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 マクドナルドにはハッピーセットというお子様用のセットがあります。それには玩具が1つついています。そのハッピーセットの玩具の一部でしょうか。実は私、ハッピーセットの玩具が新しくなる度に、買わないまでも、どんなものか店先でじっくり見る習慣?があります。好奇心を刺激された時は、ハッピーセット買ってしまうことさえあります。最近、少なくともここ何年間か、こんなカゴ付きあったかしら?と思うのです。部品は記憶に残らなかっただけかもしれませんが・・・もっと古いものか、それとも台湾、中国、韓国あたりのものだったりして。だったらいいなと思って拾ってしまいました。Mのマーク以外に残念ながら文字は入っていません。マクドナルドに問い合わせてみるとわかるかもしれませんが、まだやっていません。
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by touhen03 | 2007-11-08 06:51 | 県外の海岸と川

種子島の陶片

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 種子島入りした26日の夕方、甲女川河口を歩きました。この川は西之表市の街中を流れていて、今回唯一陶片を期待した場所でした。スーパーのすぐ横から降りる、狭い干潟でしたが、陶片は少しだけありました。もう少し潮が引いた時なら、もっと良いものが拾えたかもしれません。
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 今回、甲女川で拾った陶片です。右側の上の染付は19世紀の江戸モノ。その下も幕末っぽいか??と思いますが、ちょっと不安もあり。左側上は時代不明。下は染付の色がかすれていて、江戸モノか、明治の合成染料なのかがわかりにくくて微妙です。
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 こちらは大塩屋海岸と田之脇海岸で拾われた陶片で、すべて頂き物です。私自身は甲女川以外では陶片を拾えませんでした。右側の陶片は19世紀の江戸モノ。左側二つは近代の型紙摺りと銅版転写の皿です。
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by touhen03 | 2007-11-07 23:36 | 県外の海岸と川

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 田之脇海岸にて。遠くに見える人影はFさんと二人のKさん。
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 田之脇海岸のプラスチック系漂着物 素敵な白鳥は頂き物。

 種子島はサンゴや貝殻、南の種子の宝庫でしたが、もちろんプラスチック系の漂着物もあります。私は今回素晴らしいものを拾いました。
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 どうです、こんな美しい首が漂着していたのです。強い眼差しで見つめられ、引き寄せられるように拾ってしまいました。雰囲気からして、日本製ではないと思います。
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 後姿です。最初、帽子を被っているのかと思いましたが、これは頭髪かなと思います。どこかの民族衣装姿のお人形だったのでしょう。
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 瓶に詰めてみました。この首、プラスチック製人形のくせに、見る角度を変えると表情が微妙に変わります。漂流中に海の精気でも吸い取ったのでしょうか。風化し、色が剥げることで、ちょっと怖いくらいの妖艶さを持ってしまったようです。

 島根県浜田市の海岸で、人造人間キカイダーの首を拾った時も壜詰にしました。良い首は壜詰にすると引き立つようです。
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by touhen03 | 2007-11-07 21:41 | 県外の海岸と川

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 28日の午後歩いた長浜海岸です。黒っぽい土がところどころ混じっています。これは砂鉄です。以前、鎌倉の稲村ガ崎に近いあたりで、チラチラと光った美しい黒い砂浜を見てから、私は砂鉄が好きになりました。北海道でも砂鉄混じりの砂を見つけて大喜びで拾って帰りましたが、ここ種子島の海岸は砂鉄がほんとうに多いのです。いろいろな場所で砂鉄の多く混じった砂を見かけました。鉄砲伝来の島が砂鉄の島だったなんて、おもしろいですね。長浜海岸からはコンビニの袋半分程度掘って持ち帰りました。
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 ソーメンの木箱に入れて乾かしました。真ん中にサンゴと貝殻をあしらって記念撮影です。

 私は旅先で砂鉄混じりの砂を見ると、これからも持ち帰りそうな気がします。持って帰ってどうするのか。たいてい半分くらいは磁石を使って遊びます。でも、砂鉄混じりの砂を砂鉄だけにしてしまうと、意外と味気ないものです。砂鉄混じりの砂の時のドキドキ感が消えてしまいます。砂鉄混じりの砂は庭先で遊ぶ花火のようなものかもしれません。自分で集めた砂鉄を溶かして、ちいさなメダルか何か作れたらなあとも思いますが、古代人も他の金属に比べ製鉄は大変だったようですし、これは難しそうですね。けっきょく集めた砂鉄で妄想に浸るくらいで終わりそうです。
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by touhen03 | 2007-11-07 20:48 | 県外の海岸と川

 漂着物学会の大会恒例、一升展示です。コレクションや、作品などを小さなスペースに展示しています。
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 これは今回ビーチコーミングをご一緒したkanataさんの展示、北海道産厳選ギフトセットです。新鮮で美味しい最高級のガラス浮子や、北海道の美しい貝殻やビーチグラスの詰め合わせ。瓶もちゃんと文字が入って特製なんです。これ、交流会で、クジに当たった人がほんとうにもらえたのです。これは羨ましかったなあ。

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 この方は、プラスチック製の小さな調味料入れや、スプーン、傘の柄など、使い捨てられるモノ達を拾い続けて、丁寧なイラストと一緒に記録し続けています。その多くは海岸に溢れている生活ゴミ。ビーチコーマーでさえ、たいてい拾わないものばかりです。いつか彼女の収集は、貴重な記録となるだろうと思っています。今回は陶片アートにも挑戦されていました。

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 チョウチョガイで作ったアート作品です。北国のチョウチョガイが、南の種子島で暮らしているうちに、こんな原色の蝶々に進化しました。なんて・・・この方は陶片鳥も制作しておられます。以前、陶片茶房でも紹介しました。チョウチョガイアート、実はもっとたくさん展示してあったのですが、それぞれ好きな蝶々を頂いたのです。私も一番気に入ったのは既にFさんのモノになっておりましたので、その次に好きなのを頂いて帰りました。もっと早く写真に撮っておくべきでした。m(__)m 

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 そのFさんファミリーの展示です。ちょっと写真の角度が良くなくて申しわけないですね。今回、29日のFさん、Kさんの大事な調査にくっついて、私はビーチコーミングを楽しんだのですが、Fさんの家では、既に立派なビーチコーマーが育ちつつあります。楽しい作品を見てください。

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 楽しい貝殻アートの展示もありました。

実は今回私も初めて一升展示に参加しました。広島湾で拾った江戸と明治の陶片を展示。陶片プレゼントコーナー、説明チラシも作ったのですが・・・写真を撮ったはずなのに私の展示だけなぜか写真が見つからない!でも、kanataさんのブログ「ウキウキ・浜歩き・山歩き」で見ることができます。良かった~♪ 
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by touhen03 | 2007-11-07 11:39 | 県外の海岸と川