タグ:陶片 ( 559 ) タグの人気記事

黒瀬川の陶片 その2

e0060485_234626.jpg

e0060485_2344423.jpg

 黒瀬川の陶片で目立ったものに、もう一つ型紙摺りの印判モノがありました。中にはかなり良い状態で出てきたものもあります。中段右端とその隣の日の丸と旭日旗模様は広島では案外見つからず、たまに拾っても小片でしたから、とてもうれしかったです。下段中央の破片には簡略化された可愛い竜が顔を覗かせています。
[PR]
by touhen03 | 2015-05-02 22:46 | 呉線沿岸

黒瀬川の陶片 その1

e0060485_2258149.jpg

e0060485_2313416.jpg

 呉市の黒瀬川で拾った陶片をご紹介します。まずは今回おもしろいものが多かった昭和のものから。

 上段、左端は統制番号「肥19」の大ぶりな碗。その隣は前の記事で取り上げた統制番号らしい「〇ト2」の国民食器タイプの碗。右端は「岐291」の吹き墨タイプの碗。

 中段、左端は「岐285」高台のみで、縁がかすかに立ち上がっていますので、湯呑か? 左から2つ目は前の記事で取り上げた防衛食容器の蓋。「防15」、特許真空容器とのみ記され、容器の開け方の説明はなし。防衛食容器は、容器の底に「防・・・」とは別に統制番号が入っていたりしますが、蓋のみなのでその点は不明。その右隣は軍隊用っぽい形の食器。深川製磁の富士に流水のマーク入り。星かイカリのマークが入っていたのではと思うのですが、惜しいことに残っていません。右端はゴム印の龍の碗。昔人気のあった柄らしく、よく出てきます。これはちょっと小さめか。

 下段は前の記事で取り上げたウテナ陶製壜、色っぽい陶片、そして右端はヒシクラというマークの入った昭和っぽい小皿。この手の販促モノ、醤油屋さん、酒屋さんがよく出していたけど・・・と検索してみましたら、ありました。ヒシクラ株式会社、大正8年創業の鳥取県倉吉市の醤油メーカーのものでした。
[PR]
by touhen03 | 2015-05-01 22:30 | 呉線沿岸

e0060485_9534719.jpg

 黒瀬川でこんなの拾っちゃいました。いや~、びっくりしましたよ。突然こんな姿で出てきましたから。

e0060485_9543835.jpg

 読者サービス?のためアブナイ角度から。(^◇^)v

e0060485_9555241.jpg

 鋳込み成形です。戦後のかなり新しいものでしょうね。置物かしら。もしかしたら、お酒の壜かなと思うのですがどうでしょう。たぶん頭があったでしょうけど、もしも完品だったら案外がっかりかもしれないです。余分なものを欠いたせいで、私のコレクション上もっとも色っぽい陶片となったのかもしれません。

※ 追記(^◇^)
鋳込み成形を見た時、つい鞆の保命酒狸徳利を思い浮かべてしまいました。あれの新しいタイプは鋳込み成形ですからね。色っぽい酒瓶も知っていましたしね。しかしこれ、酒瓶にしては姿勢がエロい。ヤバ過ぎます。酒瓶じゃないかもね。(^^ゞ 完品だったらブログにアップできなかったかも。陶製のその手の根付けなんか、そのうち出てくるかも・・・と思ってますけどね。どうせなら、江戸時代とまではいかなくても、せめて型に粘土を詰めたタイプだと良かったなあ。でも、これはこれで、なかなか豊満なヴィーナスちゃんです。
[PR]
by touhen03 | 2015-04-26 00:07 | 呉線沿岸

e0060485_0392844.jpg

e0060485_0492386.jpg

 今回の黒瀬川陶片でイチオシはこれ!形がちょっと歪んでますが、〇にトの字のマーク入り。ゴム印のようです。限りなく統制番号っぽいですが、以前砥部の資料館で聞いた時は、その点は判らないと言われました。が、このマークは砥部のものだそうです。どう見ても統制番号だよねえ・・・今回、国民食器っぽいデザインの碗にこのマークがついていました。ただ、他の国民食器と違って、高台のまわりにも緑の線が入っています。

e0060485_0502173.jpg

 碗の内側には蛇の目釉剥ぎがあります。窯の中で重ね焼きをする時、器と器が溶着しないよう、あらかじめ釉をドーナツ状に剥いだものです。これ、本来は江戸時代の技法です。大きな産地では近代になってからは廃れています。しかし東南アジアなどに安価な食器を輸出していた砥部では、むしろ大正時代以降に多用されるようになったそうです。

e0060485_154774.jpg

 この碗、おもしろいことに乾いた状態では、この写真のように緑の線がはっきりしなくなってしまいます。上の写真は、そんなわけで表面を濡らして撮影しています。なんだか河原の小石みたいな碗です。
[PR]
by touhen03 | 2015-04-22 23:31 | 呉線沿岸

e0060485_11221391.jpg

 おおっ、これはもしや・・・

e0060485_11225786.jpg

 当たり~!防衛食容器の蓋、丸ごと1個!これ、蓋の開け方の説明が省略されてるぞ。防衛食容器の蓋はときどき拾いますが、これは初めてかも・・・と書いてから、はて?私が宮島で初めて拾った記念すべき半分欠けの蓋が同じように説明なしでした。(^^ゞ 改めてしみじみ見ています。

e0060485_7482241.jpg

 浅い流れの中に、こんなのがころん、ころん・・・情島への未練がその度にころん、ころんと取れていくような気がしました。陶脈も確かにありますが、ここはどちらかというと広い範囲に散らばっています。
[PR]
by touhen03 | 2015-04-21 07:32 | 呉線沿岸

e0060485_11122924.jpg

 初めての海岸や川は陶片の多いポイントが判らないので、拾うのに時間がかかります。たいてい鉱脈ならぬ陶脈があるもので、この川のように広い場合、早くそれを見つけることが大事。幸いすぐに見つかりました!一枚の写真に複数枚の陶片が写る場所、陶脈です。
[PR]
by touhen03 | 2015-04-21 07:09 | 呉線沿岸

e0060485_1014337.jpg

 さて、阿賀漁港と大谷川をムムム・・・と悩んだ末にパス、黒瀬川へやってきました。

e0060485_1045286.jpg

 広大橋の両岸には家具・インテリアの大型店と大型スーパーがあります。情島には公衆トイレがないというし、港にもあるかどうか疑わしかったので、前の日に港周辺のトイレを時間をかけてチェックしたのですけどね。ついにグーグルのストリートビューまで使って漁港のすぐ近くに現在営業中のコンビニを確認しましてね。島には自販機もない(たぶんお店も)ということで、ペットボトルの水500ml3本用意。暑かったり、疲れたりすると案外飲みますし、泥だらけの陶片を洗ったりとか便利ですから多めに買いましたよ。しかし、離島でなければ重たいだけ。1本だけ残して、残りは中身を捨てました。もったいない・・・

e0060485_10483949.jpg

 橋の上から水面を覗き込む・・・この高さから陶片が見えます。OK!広島市郊外の陶片川、八幡川に雰囲気が似てます。いいかも。
[PR]
by touhen03 | 2015-04-20 20:59 | 呉線沿岸

e0060485_94982.jpg

e0060485_951693.jpg

 上段は左端が銅版転写皿。ここの干潟にしては、これでも大きな破片です。残り3つは型紙摺り。前回型紙摺りを拾いませんでしたが、これも本来は拾わないレベルの小片です。

 下段左端は少し前の記事で取り上げた深川製磁製の碗。隣の破片二つは防衛食容器で元々は一つの容器だったようです。右端も昭和っぽい桜の吹き墨の蓋。断面が緑に見えるのは汚れです。広島市内の川で拾った陶片は一度漂白剤に浸けたくらいでは落ちません。このままだと臭って、陶片部屋での集団生活をさせられませんので、再び漂白剤のお風呂に入れました。2回浸けるとさすがに玉の肌となります。

 元安川、原爆ドーム下の干潟で拾った陶片は以上ですべてです。
[PR]
by touhen03 | 2015-03-07 09:04 | 広島市内の川

e0060485_8431934.jpg

e0060485_849287.jpg

 再び原爆ドーム下の干潟で拾ってきた成果はというと・・・今回は用事のついでで時間もありませんでしたし、潮の状態も良くありませんでしたから、てんこ盛りというわけにはいきませんでした。

 上段は右端が前回の記事で紹介した謎の陶片で、残りは江戸陶片か、その可能性の高いもの。左端の蛸唐草はたぶん瓶の一部で、その隣は段重。白粉などを入れた蓋付の容器で、縁に釉を剥いだ痕があります。その隣2つは19世紀っぽい江戸モノ碗か。

 下段左は古いすり鉢。ざっと洗ったところで写したのでまだ汚れがしっかり残っています。右側の容器は福山市鞆の干潟から山ほど出てくる戦前の保命酒容器とそっくりです。底の周囲が面取りされています。これが特徴なんです。備前ではこの面取り、あまり多くないそうです。興味を持って、見つけたら拾っています。
[PR]
by touhen03 | 2015-03-07 08:41 | 広島市内の川

e0060485_738303.jpg

 あった、江戸モノ!と拾った陶片。表の柄を見ると幕末の瀬戸・美濃系と思ったのですが、持ち帰って泥を落としてみますと、むむむ・・・

e0060485_7385243.jpg

 見込みの模様、たいていは外側と同じように、水分をたっぷり含んだ感じのワンポイントですけどね。これ、もしかしたら銅版転写ですかねえ。

e0060485_744493.jpg

 銅版転写にしては線にシャープさがないですかしら。最近私は目が悪くてね・・・でも、手描きに薄いダミだとしたら、外側との雰囲気の差はすごい。この手の雑器にわざわざやりますかね。もし銅版転写なら、この陶片、少なくとも明治半ば以降のものということになります。これがなかったら幕末モノの瀬戸・美濃系と思ったでしょう。小さな破片というものは怖いです。
[PR]
by touhen03 | 2015-03-04 07:24 | 広島市内の川