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くらわんか船の絵葉書

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 2005年の夏に始めて以来2年半、15000ヒットを達成することができました。更新のテンポにむらのあるこのブログを見捨てず、訪れてくださる皆様のおかげです。ありがとうございます。

写真は戦前の絵葉書で、帝国美術院に出品された絵に描かれた「くらわんか舟」です。江戸時代、くらわんか舟は淀川を行く船に「あん餅くらわんか、酒くらわんか」「銭がなくてようくらわんか」と言って、お酒や食べ物を売ったそうです。そして、くらわんか舟で使われた安価な器も「くらわんか」と呼ばれるようになりました。

くらわんか舟の浮世絵の載ったサイト「狂歌・雑俳の中の「くらわんか舟」」がありました。なかなかおもしろいです。また、くらわんか舟をデザインした枚方市のマンホールの写真も見つけました。

※ 皆様いろいろコメントありがとうございます。さきほどこの記事のコメントに返信しようとしたのですが、コメント不可になっていると出てきて書き込めません。どうやらエキサイトブログ自体の不具合のようです。エキサイトの掲示板で確認しました。ID名でなら書き込みができるようです。エキサイトのIDを持っていない方の書き込みができない状態なのかもしれません。エキサイトブログ自体が原因のようですから、そのうち回復するだろうとは思いますが、ご不便をおかけいたします。m(_)m 
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by touhen03 | 2008-01-14 22:55 | 骨董市・ガラクタ

 今朝は天気もあまり良くなくて、空気を雑巾のように絞ればザーッとバケツに溜まりそうなほど湿気が多く、今にも降りそうな空模様。そのせいか骨董業者さんの参加が少なく、ちょっと淋しい市でした。
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 こんな日は古絵葉書のような紙モノなど出るはずもなく、私の期待は統制番号入り食器や昭和の盃類です。この写真の盃類はどれでも1つ100円でした。お許しを得て撮らせてもらいました。海岸でもお馴染みの高砂、桜の吹き墨などがごろごろあります。
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 そして、今回の私にとっての嬉しいものがコレ!戦時中の統制番号入り仏飯器。まるで江戸時代の仏飯器のように、ご飯を盛る部分がゆったりと大きいです。上の写真の籠の中にありました。へへへ・・・100円~♪ さすがに値切りませんでした。
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 ほら、底に「セ653」と刻印があります。るんるん、うれしいです。今回は出かけようかどうしようか迷ったのですが、やはり行ってよかったです。統制番号入りの仏飯器、私は海岸でも骨董市でも、これが初めてなんです。
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 これは会場のすぐ裏の川です。川も一時期に比べ、ずいぶんきれいになりました。私が子どもの頃は今よりもっと汚かったのです。それでもよく河原や川で遊びましたっけ。懐かしいです。ただ面白いのは、私が子どもの頃、川遊びで、周りに大人なんていませんでした。ところが今は違います。今日に限らず、川で子どもが遊んでいる場合、そばにはたいてい親がいます。お父さんが多いですね。そして、たいてい網をもっているのはお父さんです。一番よく遊んでいるのもお父さんのように・・・見えます。(^〇^)
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by touhen03 | 2007-07-01 21:46 | 骨董市・ガラクタ

しらかべ焼

その倉敷美観地区で、おもしろい焼き物を見つけました。「しらかべ焼」だそうです。
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 もう、なんの説明も要りませんね。撮影を許してくださったお店に申しわけないので、あまり面白がるわけにはまいりませんです。すごくシンプルで判りやすい、美観地区焼。
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 無心に眺めれば、なんだか懐かしいような。子どもの頃の記憶にある、あの黒地に白水玉の茶碗や湯呑、急須をどこか思い出させます。斜めの白線も、よく見ると真っ直ぐでないところに拘りを感じます。(●^o^●)
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 ちなみにこちらは倉敷駅。シンボルのナマコ壁がペンキで描かれています。

 ところで、「ブログ陶片窟」メインブログはほぼ完成ですが、メインブログから、たくさんのリンクを貼ることになる「陶片窟の引き出し」がまだ未完成です。作る作ると言っておきながら、そろそろオオカミおばさんになりそうですが、もうちょっとかかります。相互リンクのお約束をした方などもおられるのに、申しわけないです。もう少し待ってくださいね。m(__)m
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by touhen03 | 2007-05-29 22:29 | その他

鞆の雛祭り その5

 もうすぐ旧暦の3月3日。現代の日本人は新暦で暮らしていますが、昔からの行事は旧暦にあわせた方がほんとうは楽しい。お正月だって、旧暦ですと新春という意味がほんとうによくわかります。お雛祭りも、新暦3月3日はまだまだ寒くて、運が悪いと雪だって降りかねない時期ですが、今の時期なら野山も畑も都会のちょっとした地面も春真っ盛り。立派なお雛様を奥深い家の中に飾るのなら新暦3月3日も良いですが、外にでて草雛を作ったり、春の行事として楽しむなら、旧暦の雛祭りも悪くないです。ま、そんな理屈をくっつけて、まだアップしそこなっていた鞆の雛祭りネタです。(^^ゞ

 さて、戦前の鞆の雛祭りには、女の子たちが集まって、ままごとではなく、自分たちでほんとうに料理をし、お雛様に供えて食べたんだそうです。お煮事というそうです。そのための小さな道具が鞆の家には今でも残っているようです。ほんとうに料理を盛ったので、普通の食器よりはずっと小さいですが、ままごと道具よりは少し大きめです。
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 小さくても丁寧に描かれた銅版の色絵皿。時代の特徴がよく出ています。町内の展示品。どの家のものだったか、地図に記録しておくのでした。町内に展示してあったお雛様たちは、どこも撮影をOKしてくださいました。ありがとうございます。
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 こちらも、たくさんまわった町内の展示の一つ。ここのは小さいのでままごと道具かな。
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小さな急須は取っ手の部分まで本物そっくりです。
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これも町内の展示品。
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 これは「鞆の津の商家」のすぐ隣で展示していたものだったように思います。たぶん・・・m(__)m
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お煮事道具とままごと道具。平野屋資料館の展示品 
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平野屋資料館展示品
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 七輪など、調理道具まであるようです。こんな道具もわざわざ小さなものを使ったのでしょうね。ままごと道具にしては大き過ぎますから。
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 陶製品以外にも、いろいろな素材の小さくて精巧なお煮事道具があったようです。平野屋資料館展示品

 鞆の浦歴史民俗資料館にも、お煮事道具がたくさん展示されていましたが、残念ながら撮影禁止です。この時期は人でいっぱいだし・・・(ーー;) (これは独り言) 素晴らしいコレクションなのでご紹介できないのが残念です。とはいえ、ここの雛祭り展示、一度は見ておいて損はない素晴らしいものです。素敵な雛祭りの冊子を作っておられますが、資料館さま、お煮事道具だけを集めた冊子も作ってみてはいかがでしょうか。
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by touhen03 | 2007-04-17 08:01 |

小谷焼

昨日は三次市の広島県立歴史民俗資料館へ行ってきました。広島駅から三次までJR芸備線で2時間近く、三次駅から資料館へは土日に路線バスがほとんどないためタクシーで15分くらい、県内とはいえ、島根県の海岸へ行くよりも大変でした。
(^^ゞ 
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これが広島県立歴史民俗資料館です。県立みよし風土記の丘の中にあります。
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今回の目的はこれ、東広島市高屋町小谷で明治時代に焼かれた器の展示です。鞆の浦歴史民俗資料館でこのチラシを見つけた時は驚きました。小谷焼は明治10~30年代にかけて、型紙摺りや手描きの雑器を焼いた窯で、県内を中心に出荷していたそうです。存在だけは知っていましたが、砥部焼の影響が強く、あまり独自性がないらしくて、見分ける方法を知りませんでした。私が今まで拾った型紙摺りの印判食器の中に混じっている可能性は十分にありながら、それを見分けることができないのは切ないことでした。広島の地で焼かれた器を見分けたい。これは私の夢の一つです。その展示があるというのです。こんな地味な企画など、今回を逃せば、なかなか見ることなどできないかも・・・お電話してみると、幸い17日はこれに詳しい館長さんがおられるとのこと。私はドキドキしながら行ってみました。

展示室は私が拾ったことのあるデザインの器や陶片であふれていました。あれもある、これもある・・・でも、もちろん、模様のデザインで見分けることはできないそうです。型紙を独自に作ったわけではないからです。型紙の仕入れ先が一緒だと同じような模様になるというわけです。蛇の目釉剥ぎのある皿もあり、思わずドキッとしましたが、やはりこれも小谷の決め手にはならないそうです。やはり、そうそう簡単なものではなさそうでした。それでも中には、日本小谷、小タニの銘が入ったものもありました。日本小谷の方は輸出用などに付けられたのではないかとのことで、そんなにたくさんは見つかっていないらしい。(雑器の窯ですが、中にはいくらか高級なものも作っていて、それらは輸出されたりしたそうです)小タニ銘は、小さな四角い枠の中に書かれていて、教えてもらわなければ、とても小タニとは読めません。こちらは今まで拾ったものの中にあったような気がしましたが、帰って調べましたら、それは小タニ銘ではなく、福の字のようでした。(ーー;) ま、そうそうはねえ・・・ でも、いつかは出会う可能性があるかもしれませんので、目いっぱい海岸でアンテナを立てておこうと思います。その他、決め手にはなりそうもないですが、小谷に多いデザインを教えてもらいました。福や壽字の碗で、腰の部分に模様がなくて、線が高台部も含めて3本くらい入っているタイプ。写真は鞆の陶片で、鞆まで流通していたかどうかわからないそうですし、保存状態の良い陶片でもないのですが、下段の碗のように下まで模様がなくて、線が引いてある、こんなデザインです。もちろんこのデザイン、小谷だけのものではないし、小谷の器でも下まで模様があるものも展示してありましたが、広島、特に産地に近いあたりでこれが出たら、小谷の可能性があるそうです。これからこのタイプ、必ず拾うハメになりそうです。

館長さん、お忙しいところ、ほんとうにありがとうございました。夢中でお話を聞き、後で急いでメモをしました。他に資料をほとんど持たず、聞き間違い、私の思い込みがないか少し心配です。お聞きしたメモを頼りに、少しでも資料を探し、今度は小谷焼があるという東広島の資料館へもお邪魔して、また小谷焼きに触れたいと思っています。
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by touhen03 | 2007-03-18 09:32 | その他

町内河川敷骨董市 3月

今日は町内の河川敷のガラクタ市を覗いてきました。天気がとても良くて汗ばむほどだったので、出店も多いだろうと期待したのですが、あまりおもしろいものはありませんでした。古い紙モノも無し。でも、1個100円の盃にこんなモノがありました。
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右の盃の東城は、現在は合併して庄原市になった、かつての広島県比婆郡東城町のことではないかと思います。県北の町です。古松山という東城出身の力士がいたのでしょうか。ちょっと検索したところではわかりませんでした。残念です。左の盃の小奴可村は、昭和30年に合併で東城町になっています。同じ家から出たものかもしれません。それにしても牛馬供養の盃とは、なかなかおもしろいです。検索してみましたら、これは出ました!東城町には重要無形民俗文化財の大仙供養田植というものがあり、牛馬供養も行うそうで、小奴可地区芸能保存会があるそうです。その盃だったようです。

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こちらも1枚100円でした。許マーク付色絵皿。やはり許マーク付は華やかな色絵ゴム印が多いのですね。
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by touhen03 | 2007-03-04 21:45 | 骨董市・ガラクタ

今回の骨董市で買ったもう一つ陶製番号入り、岐338の小皿です。
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すご~くよくあるデザインです。全部で10枚、500円。1枚50円でした。思わず全部買い占めました。つい・・・
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ところで実はこれゴム印ではなく、銅版転写のようです。銅版転写の統制番号皿は骨董市でときどき見つかりますし、海岸でも見つけています。
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by touhen03 | 2007-02-06 08:32 | 骨董市・ガラクタ

町内河川敷骨董市

毎月第一土曜、日曜の町内河川敷骨董市に行ってきました。天気が良くて出店も多く、期待したのですが、絵葉書などの紙モノはハズレ。そのかわり統制番号モノに恵まれました。
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これは鶯徳利と言うらしいです。お酒を注ぐと鳴るように作られています。さっそく水を入れて試してみると、ピーッと甲高く鳴きました。(●^o^●)楽しいです。大宰府のお土産のようですが・・・
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じゃーん!統制番号入り。ちょっとかすれていて読みにくいけど、岐801かな。そうなら現在の土岐市下石町で作られたものです。贅沢は敵だ!の戦時中ですが、こんなのも作っているのですね。たぶん昭和16~17年頃の統制番号初期のものかしら。
3500円を3000円に負けてもらいました。ちょっと出費だったなあ。
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by touhen03 | 2007-02-04 22:54 | 骨董市・ガラクタ

許印の皿

戦前の陶磁器の中に、許というマークのついたものがあります。これは物価統制令下、公定価格が決められた中で、値上げが許可されたものの印だそうです。「時のかけら~統制陶器~」に詳しく載っている、この許マーク付の小皿を私も持っていましたので紹介します。骨董市で買ったものです。
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「時のかけら~統制陶器~」で紹介された子育てする鶴に少し似ています。でもヒナは残念ながら描かれていません。
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どうも、許印の小皿には共通の雰囲気があるのでしょうか。多色刷りゴム印の美しい器です。こちらの許マークは黒いインクです。珍しいそうです。

この許マーク、まだ海岸からは拾っていません。今年こそは見つけてみたいものです。
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by touhen03 | 2007-01-02 19:34 | 骨董市・ガラクタ

緑二重線皿の月の兎さん

今月はじめの、町内河川敷ガラクタ市で見つけました。
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雑ではあるけれど吹墨でお月様が描かれています。餅つきをしているので月の兎さんでしょう。緑二重線の小皿そのものがお月様にも見える、よく見ると不思議な世界です。もしかしたら!遠くに見える天体は月ではなく地球なのかも・・・統制番号はありません。
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兎さんの絵、銅版転写でないことは確かですけど、ゴム印でしょうか? 右側の兎の体など見るとゴム印かなと思うのですが、なんだか、全体的に質感が違うんです。ゴム印の持っている生々しさというか、表面に浮いたような感じが無いんです。ひょっとして石版?それとも他のもっと近代的な印刷方法?精一杯アップで撮ってみました。これはもしかしたら、戦後のものでしょうか???ちょっと迷っています。
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by touhen03 | 2006-12-12 23:49 | 骨董市・ガラクタ