2015年 08月 03日
海老地区の干潟の陶片 その2
いろいろな時代の土器や陶器類を集めました。上段、土器の小片3つは時代用途不明。右端の大きな破片は底に穴があります。植木鉢か蛸壷でしょうね。中段左端はすり鉢の見込部分。櫛目の少ないわりと古いタイプ。ただし、見込部分の櫛目が粗くても、このタイプの周りの櫛目はかなり密なはずです。だいたいレンガ色で、硬い引き締まった感じはしないすり鉢で、広島の海岸や川からはある一定数出てきます。これによく似た明石のすり鉢を資料館で見たことがあります。その隣は灯明具。その右側に斜めに写っているのは鉢か片口の類でしょう。下段2つは漁で使う土製の沈子。