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倉敷へ日帰り旅行

5日は学生時代からの友人と倉敷へ遊びに行きました。最近の旅行先はいつも海岸やドブ川の類いなので、日帰りとはいえ、こんなマトモな旅は久しぶりです。ここは大原美術館などがあって、古い歴史的建造物を徹底的にオシャレに保存しています。ですから、全国各地にあるような町並保存地区ではなく、美観地区と呼んでいるのでしょう。
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倉敷駅のホームです。あの白ペンキの斜め格子はなんのオマジナイかって?もちろん美観地区のナマコ壁です!でも20年以上前に来た時は、確か喫茶店の自動ドアだの、ありとあらゆる場所に、このオマジナイが描かれていたような気がしますが、今回行ってみたら、目立ったのはここと、駐車禁止の看板くらいでした。
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美観地区の入口です。レトロな雰囲気でいっぱい、そして人でいっぱいです。でも後を向いて写したら・・・
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21世紀の日本です。だって、ここからは美観地区じゃないんですもの。全国の中途半端な町並保存地区は、なんとなくそれらしい雰囲気から始まって、歩いているうちに保存地区の中心に来ますが、ここは美観地区が、線を引いたように突然始まります。倉敷駅とは反対側から入れば、もう少し自然にトリップできそうですけど・・・

では、楽しくないかと言うと・・・実はとっても楽しかった~♪何しろオシャレな風景の中を友人と歩くのは楽しいに決まってるし、歴史的建造物の中で食事はできるし、ケーキは食べられるし、それに猫グッズとか、ガラス細工とか、和紙細工とか、きれいで可愛い小物だけを売っている店が幾らでもあるんですから。陶片狂だって、この手のものが嫌いなわけじゃないんです。食玩フィギュアを扱っている店やアンティークっぽい店もありました。ここ倉敷の美観地区は、歴史的建造物の中に、美術館、資料館、それに無数のオシャレな小物の店を結びつけた異空間で、ホンモノの建物を使ったテーマパークなんですね。とにかく理屈抜きに楽しい。若い頃よりも好意的な目で見てしまった私でした。
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道からふと見上げると、胴体から下だけの子供が松の木に!実は有隣荘(大原美術館を作った大原家の別邸)でやっていた「鴻池朋子展」の作品です。塀の外からもよく見えるのですが、人でいっぱいにもかかわらず、気が付く人は案外少ないようでした。
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この日一日の観光マップにパンフレット、入場券、そして猫グッズのお店で買ったマッチ箱など。(今どきマッチなんて、あまり使い道はないけど)少女マンガの絵は、「いがらしゆみこ美術館」の入場券とお菓子。「キャンディ・キャンディ」の作者です
by touhen03 | 2006-05-08 00:15 | その他