2007年 04月 05日
31日の鞆

私もこれまで陶片を求めて、いろいろな汚い海岸や川を歩いてきました。どこへ行ってもゴミだらけ。まるでこの社会の臓物、排泄物が人間の住む世界の境界線に打ち寄せられたかのような、果てしも無いゴミの山。どこまでも、どこまでも、日本中の海岸にこのゴミは散乱しているのだろう。一つ一つは小さくても、その全体像を想像すると、巨大な怪物の鱗の一枚一枚を見ているようで気味が悪かった。ところが、その怪物を相手に、鱗の一枚一枚を拾い、分類し、調べることで、この怪物の存在を明るみに出し、消してしまおうという取り組みがあることを、私は漂着物学会の縁で知りました。ある海岸の、一定範囲に散乱しているゴミを皆で拾い、ただ拾うだけでなく、どんなゴミがどれだけあったか数え、それを日本中の海岸で繰り返すことで、きりもなく、捉えどころもないように思える海岸のゴミを数値化して、目に見えるようにしてしまおう、そして無くしてしまおうという活動。JEANと言います。Kさんは、その代表なんです。華奢な体にそんな大きな夢をいっぱい抱えた彼女に手伝ってもらっての、今回の陶片あさりでしたが、やはり私一人よりも鞆の神様のご機嫌も良いようで、素晴らしいものがたくさん出ました。


他にもいろいろ面白い陶片があるのですが、気が付いたら12時のシンデレラどころか、1時近い!ここでひとまず寝ます。
by touhen03
| 2007-04-05 00:51
| 鞆


