2007年 04月 10日
31日の鞆 その3
帰って洗ってみました。他の陶片と一緒にハイターにつけました。後で考えると、蒔絵の器を漂白剤に浸けるなんてまずかったかしらね。家には陶片コレクション以外、高級な器が無いもんですぐに頭に浮かばなかった・・・(ーー;) でも、とにかく汚れは落ちました。そして金色に見える部分は変わりがありませんでした。よく見ると継ぎ目の金色?は小さく欠けた部分(指で触ると凹を感じます)にもあります。縁の部分、左端にも金色っぽい部分があり、光にかざすと、どうやらここは確かに何か塗られている感じ。手で触ると、周りに比べてへこんでいます。もっとも欠けたというより、手触りは窯で焼いた時に元々へこんでいたのでは・・・と思うような滑らかなへこみです。塗ってあるものは手触りに影響を与えるとはとても思えません。これは金継ぎなのでしょうか。ただ海岸で拾ったことは今までに一度もなく、漆や金が海岸でそんなに長く保存されるものなのか、よくわかりません。どなたか、詳しく判る方教えて頂ければうれしいです。