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種子島旅行・宝の島を歩く その2

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    28日漂着物学会・ビーチコーミング会場竹崎海岸にて 
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          28日遺跡のある広田海岸にて

 種子島入りした26日の甲女川河口と、28日~29日の海岸のビーチコーミングで拾ったお宝の紹介です。陶片と面白い人工物以外は、拾った海岸など細かい記録はせず、豊かな種子島海岸のお宝として楽しむことにしました。

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  ココヤシ、ゴバンノアシ、ニッパヤシ、アダン、テリハボク、
モモタマナ、シナアブラギリ・・・

 さすが南の島です。種子島は山陰あたりの海岸なら一つ見つけても大喜びの種子たちが、たくさん拾えました。特にモモタマナの多いのには驚きました。初めて自分で拾った感動から、見つけるたびに拾ってしまいました。自力で拾ったものだけでなく、頂きものもたくさんあります。こんなの見ると、つい体力を無視して、人より早く歩きたくなります。でもそれはご法度です。バテますから。私の目は100人の後からでも自分の好きなものを見つけるのだと信じて歩きます。でも、そんなこと言ったって、ついいつもより早くなりがちです。だから、そんな時は、人の少ない方角に向かって歩きます。

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 29日の田之脇海岸では、イモガイやタカラガイが幾らでも拾えました。ただし鎌倉の海岸のようなツルツルした貝殻は少なかったです。私は破片がけっこう好きなので、壊れた貝殻もたくさん拾いました。後日壊れ貝のネタをやりますね。

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     サンゴ、サンゴ、サンゴ・・・怒涛のサンゴたち

 私は一度、思う存分サンゴが拾いたかったのです。サンゴは私のビーチコーミングの、もう一つの原点です。紀伊半島を旅行した時、潮岬で初めて漂着物と意識して拾ったのがサンゴの破片でした。私の漂着物コレクション第1号は陶片ではなくてサンゴなのです。摩滅して、特に美しいわけでもなかった潮岬のサンゴ。それでもサンゴの、石のようでありながらも、なお生々しく生物的な姿に、海の底からの漂着を感じてドキドキしたのでした。

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 レースみたいにも見えますね。サンゴばかり見ていると他のものが見えなくなるとあせり、できるだけ見ないように努力したのです。バカだなあ。段ボール一箱でも二箱でも好きなだけ拾えば良かったのに。珍しいものを見つけることなど忘れて、ただ拾えば良かったのに。こんな美しくて怪しい姿をしたものが、幾らでもあるからって理由で拾わないなんて。私の妄想力が弱っていたのかなあ。
by touhen03 | 2007-11-07 01:17 | 県外の海岸と川