2008年 06月 19日
広島の砥部焼 海田市駅の文字入り







残念ながら、この容器の本体や経緯を知ることはできませんでした。しかし少なくとも2つの窯で作られていること、目跡付き、蛇の目釉剥ぎ、重ね焼きの痕無しと、いろいろなタイプがあることからも、限られた個数の記念品とは思えません。やはりこれは駅弁の蓋だったのではと思います。東南アジアへの輸出品を大量生産していた伊予ボール時代の砥部は、使い捨ての駅弁容器も作っていたのですね。ちなみに愛知県の豊田市民芸館が出している「変わりゆく旅の器たち 汽車土瓶」によると、砥部では戦後の昭和20年代後半~30年代前半に汽車土瓶が作られていたそうです。
次回は蛇の目釉剥ぎのあるタイプについてです。
by touhen03
| 2008-06-19 23:51
| 陶片コレクション


