2016年 03月 01日
トンネル窯落成記念の狛犬


去年、月イチの瀬野川フリマで見つけ、300円で買った陶製の狛犬。もちろん、そう古いものではありませんが・・・

底を見ると「共同施設トンネル窯工場 落成記念 瀬戸陶磁器工業組合」とありました。台車にのせた製品を予熱、焼成、冷却までトンネル状の窯の中でやってしまうかなり新しいタイプの窯です。高度経済成長期あたり、昭和40年代くらいのものか?現在はコンピューター制御の窯なんてのもあるらしいですけど。
私の陶片部屋で暮らしている陶片の多くは、もっと古い窯で焼かれたものですが、それぞれ時代の破片とも言うべき量産品という点は同じ。記念品の狛犬は部屋の守り神のように鎮座しています。
2016年 02月 14日
2016年の陶片部屋

今日は暖かい日でした。もう春そのもの。わかっていても騙されそうな陽気でした。こんな日に仕事が休みなのは幸せなことです。陶片部屋も網戸にして風を通しました。ついでにちょこっと撮って、久しぶりのネタに。(^^ゞ 元は祖母の部屋でしたから、介護用のベッドや小さな仏壇が今でもそのままです。押入れの中も、祖母の箪笥も今では陶片だらけ。

奥の箪笥に掛けてあるレトロな前掛けは、土岐市の陶器材料会社のもの。これ、なかなかカッコイイでしょう?

全部で1万個以上あることは確かですが、総数は不明。この冬は数えてみようと思っていましたが、けっこう時間かかりますからね、つい他のことをしてしまい、今も謎のままです。ま、いっか (^◇^)
広島県内の陶片で、数と質、保存状態ともにダントツなのはやはり宮島。今は出なくなりましたけどね。細かいですが、鞆の陶片も数は多いです。近代モノなら似島かな。今年は尾道周辺の地域のものが増えそうです。県外の頂きもの陶片も一角を占めておりますし、産地の川から拾った貴重なものもなんとか収納しております。写真のために引き出しを開けましたら、ちょっと華やかになりましたよ。

陶片部屋の入口です。昔はこの部屋で寝ることができましたが、今は無理です。寝相が悪いと陶片を割ってしまいそうですから。部屋の外にも陶片がはみ出しております。祖母の食器棚は陶片の飾り棚となりました。やはり元食器ですのでよく映えます。ここは時々内容を入れ替えて楽しんでいます。
春になると潮が良くなりますからね。日も長くなるし、陶片拾いの血が騒ぎます。
2016年 01月 22日
闇市のインチキ鉛筆???

前回、巨大な泣き顔人形をご紹介したついでに、私が持っている変なモノをアップしてみます。これは闇市のインチキ鉛筆だと業者さんが言っていたものです。鉛筆に似ていますが、実は芯が入っていません!安かったし、おもしろいのでつい買ってしまいました。

箱にでも入れて売ったのでしょうか。バラ売りではいくらなんでもバレますよねえ。それに大きすぎます。普通の鉛筆と比べてみてください。塗料もなんだかきれいすぎるような気がします。ひょっとして算数セットの数え棒とか・・・いや、それもちょっと大き過ぎますね。(^^ゞ 怪しいなあと思ったのですけど、なにしろ闇市のインチキ鉛筆と言われたら、私素通りできませんもん。あまり妙なモノ溜め込むまいと思うのですが、これ何でしょうね。あはは
2016年 01月 17日
昭和レトロ 泣く・笑う・怒る人形

たぶん昭和40代くらいの人形です。左端の怒り顔の子は祖母が残したもので、私が子どもの頃聞いた記憶では、何処かの家へお邪魔したおり頂いたもの。一緒にいた誰かが笑い顔の子を、もう一人が泣き顔の子を選んだので、残った怒り顔の子を祖母が貰って帰ったようです。

子供の頃は、怒ってふくれた時の私にそっくりだと言われて、嫌な気がしていました。笑い顔、泣き顔の人形はどんなふうだったのだろうと、長年思っていましたら、なんと月イチの瀬野川フリマで笑い顔の子を見つけたのです。値段も安かったので思わず買ってしまいました。

その後しばらくして、泣き顔の同じサイズの子を見つけたのですが、絵葉書を漁っている間に業者が帰ってしまっていました。瀬野川フリマは12時を越えると、帰り支度をする業者もいますからね。お、あるな・・・という感じだったのですが、いなくなってみると、やはり3体揃いにしとくべきだったなと後悔。2回も見たのだから、きっとまた出会うこともあるだろうと待っていたら、出会ったのが、この巨大な子。一度取り逃がしてましたから、つい買ってしまいました。でも、この人形、やはり小さなサイズに限ります。なんだかビミョーな物体という気がして・・・
この3体の人形、昭和、レトロ人形で検索したら似たようなのがたくさん出てきました。一時期流行したのでしょう。祖母が貰ってきた時、新品に近かったとしたら昭和40年代ということになります。三猿ではないけれど、人間も霊長類、サルの仲間ですからね。申年にちなんだ記事ということで。
2016年 01月 13日
2016年のささやかな初拾い


ご挨拶が遅くなりましたが、今年もよろしくお願いします。
写真は近所の川で1月2日に拾った型紙摺りの陶片2つ。大晦日に橋の上から見つけていたものです。一つは遠目にも型紙摺り皿と判りましたが、右側の陶片は裏を見せていました。蛇の目凹型高台であることから古いモノなのは確実でしたが、型紙摺りなのか、ひょっとして江戸後期の皿か、案外、昭和戦前あたりのものか気になって仕方がありませんでした。それで2日の朝、さっそく川へ下りてみました。ほんの少し雨が降ったせいか、思ったより水が深く、橋の下以外はほとんど歩けませんでしたが、それでも大晦日に見つけた陶片は回収できました。2つとも型紙摺り皿でした。(^^ゞ どちらも窯での重ね焼きの痕があります。砥部産かしら。しかし、拾ってみると思ったより小さな破片でしたね。目はあまり良くないのですが、陶片目とでもいいますか、陶片だけはよく見えるようです。
去年の12月後半にパソコンが突然ネットに繋がらなくなりました。台所に置いているもう一台のノートの方は、なんとか繋がりはするけれど異常に遅いし、トラブルだらけ。幸いネット以外の機能はまともで、写真の取り込みはできましたし、年賀状も刷れました。そんなわけで忙しいこの時期のトラブルは放置!!年を越したらなんとかしようと決めました。
しかし、ネットの無い生活、3日もすると馴染んでしまいます。案の定、ずるずるとパソコン無しの生活が続き、大嫌いなパソコンの説明書なんぞ読む気がしない。それでも陶片窟への愛着のおかげか、仕方がないやるか・・・と一念発起。ちょっとだけ頑張ってみましたが、もちろんすぐに諦め、とうとう買った量販店に往診をお願いしました。保証期間なんぞとっくに過ぎていますし、往診代と2台のパソコンで9000円ちょっと。ひぇ~(@_@;) 2台とも買って5年目、そろそろヤバイかなと思いましたが、数年ごとに買い替えてたまるものかと大バクチ・・・2台とも治りましたです。今回の原因なら、次からは自分でなんとかなるかも。ちょっと賢くなりましたね。ふっふっふ・・・


